■スクールの3大経費として

「人件費」「地代家賃」「宣伝広告費」

が挙げられます。

どの業界も経費を削減し、利益を確保することは
当たり前のようになっています。

ではスクール業界ではどうでしょう。

■先日、スクールの経費削減に関してご相談があり
私が考える経費削減についてお話しさせていただきました。

やはりスクール業界でも経費削減の流れはあるのでしょう。

私がスクールを経営していたときも
経費削減として、上記の１つ「地代家賃」を削減するため、
教室の統廃合や教室家賃の減額交渉を行っていました。

しかし「人件費」、特に講師の人件費に関しては
削減というより増加を考えています。

増加と言ってもただ闇雲に人件費を上げるのではなく
採算性に基づき行っていくことは必要です。

■利益が上がらない場合、派遣やアルバイトの短期雇用などで
人件費の削減を行うところもありますが、
私自身は講師の時給や月給を下げるのではなく、
むしろ上げることができるようにしていくことを提案しています。

たとえば、グループレッスンを行っている場合であれば、
定員に満たない、2名や3名のクラスを定員にするように
クラス編成を行ったり、新規のお客さまを入会してもらえるように
していきます。

クラスの稼働率が正常であれば、人件費自体が上がったとしても
売上に対する人件費比率は下がってきます。

■人件費を削減することは、講師のモチベーションも下げ、
最終的にはお客さまへ提供するレッスンに支障をきたす
可能性があります。

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