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特定サービス産業動態統計調査11月分の考察

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■特定サービス産業動態統計調査11月分の確報が
1月20日に発表されました。

 

今回も調査結果を基に、

 

・学習塾
・英会話スクール
・フィットネス

 

の11月までの状況を見ていきます。

 

 

■まずは、学習塾

 

1月 101.6
2月 101.9
3月  95.2
4月  85.3
5月  78.9
6月  93.1
7月  87.6
8月  94.9
9月  93.1
10月 102.2
11月  99.4

 

となっております。

 

これらの数値は対前年比売上高になります。

 

 

■次に、フィットネス

 

1月 100.6
2月 100.5
3月  63.6
4月  30.0
5月  5.6
6月  48.4
7月  67.3
8月  70.9
9月  71.0
10月  71.3
11月  73.1

 

 

■そして、英会話スクール

 

1月  99.8
2月 101.6
3月  66.6
4月  50.1
5月  42.3
6月  74.4
7月  79.2
8月  79.1
9月  79.3
10月  86.8
11月  81.8

 

 

■この3業種を比較して分かることが、

 

・子ども>成人
・必要性

 

というところです。

 

・学習塾が前年比で90%台で推移
・英会話スクールが80%台で推移
・フィットネスが70%台で推移

 

あくまで概算ですが、

 

対象が子どもの場合、
成人を対象としているところより10%程度
復活している

 

必要性が高い場合、10%程度復活している

 

ことが読み取れます。

 

 

■また、別の視点から

 

学習塾は10月に前年比で102.2と前年比より増加しています。

 

しかし、受講者数は前年比で94.3と前年割れをしていますが、
教材費収入が前年比で105.6と増加しています。

 

事業所数は6月に98.1と5月の99.2から減少しましたが、
以降は同様な数値で推移しており、廃業、統廃合は5,6月に
集中した可能性が考えられます。

 

 

■フィットネスは、個人会員の割合が高く、個人での利用者の減少が
直接売上高の減少になっています。

 

割合では11月で0.66%ですが、法人会員の減少率は低いです。

 

コロナ禍前の2019年11月では、割合は0.54%でしたが、
コロナ禍で前年比で90%台を推移しており、シェアを増やしています。

 

テレワークをしている従業員の福利厚生として法人契約を
進めていくことも安定する方法の一つだと思われます。

 

 

■英会話スクールは、受講生がコロナ禍であっても前年比で90%台で
推移しており、退会ではなく休会をしている可能性があります。

 

しかし、休会でも復会の見込みがない場合、隠れ退会者になるため、
売上高の増加は休会者の復会にかかってくると思われます。

 

2020年は売上高が前年比で減少しているにもかかわらず、
事業所数の大きな減少は見られず、従業員数は前年比で増加しています。

 

一人当たりの人件費の減少、事業の赤字が懸念されます。

 

 

■地域密着型のスクールがなくなり、資金力がある大手だけが
残ってしまうようであれば、業界の衰退につながります。

 

泥臭くてもいいと思います。
きれいごとばかりでは難しいと思います。

 

使える制度があれば、活用していけばいいです。
ネットだけの情報を信じないでください。

 

生き残るために何をすればいいのか、迷うようであれば
ご相談ください。

 

 

もし、その道にお悩みであれば、私と一緒に道を作りましょう。
問合せフォームの入力がお手間であれば、直接メールで
お送りください、お待ちしております。

 

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