スクール経営について の記事一覧
教室運営のヒント NO,390◆現象から原因を見つけて対処する
私にコンサルをお願いするとどうなるのですか、というご質問をいただくことがあります。
私があなたのスクールのコンサルをするとどうなるか、
たとえば、体調がよくなく頭が痛いとき、どうしますか?
手っ取り早く、頭痛薬をのみますか?
そうすれば、頭の痛みは和らぐかもしれません。
しかし、本当にそれだけでいいのでしょうか。
頭が痛いというのは「現象」であって、「原因」ではありません。
薬を飲みことは、現象を抑えるだけで、原因に対し対処しているわけではありません。
同じように、あなたのスクールで、
たとえば、生徒数が減少しているとすると、それは「現象」です。
その現象を緩和させるために、宣伝広告費をかけ生徒募集をするのは、
前述した「薬」をのむ行為と同じです。
その「原因」を追究し、対処しなければ、解決しません。
自分自身のスクールを客観的にみることは難しいものです。
そういった客観的かつ俯瞰的にスクールを分析し、「原因」を見つけ対処し、
根本的に治癒させていきます。
これが、私にコンサルを依頼されたときに行うことです。
つまり、悪い部分の原因を見つけ、治癒させ正常に戻るというのが、
ご質問の答えになります。
私が会社を引き継ぐ当初から、約6年間お世話になっています。
不安が先走りな私に本当に粘り強くお付き合いいただきました。
振り返ってみても、恥ずかしくなるくらい 色々質問しまくっていたように思います。
当初に比べ、生徒数は3倍に、
最初は2つだった継続お取り引き先も、今では 6つ以上になりました。
もちろん、良いことばかりではありませんでした。突然の事態や、不測の事態で、経験不足から 判断に迷う時もたくさんありました。
そんな時には、いつでも その実績と経験、そして深い洞察からのアドバイスを頂き それが心に沁みたことを覚えています。
ヤバいかもしれない、また不安な時ほど迅速に ご対応頂きました。
併走してくださる心強い参謀がいるということが、どれほど心強かったか 計り知れません。
心より感謝しています。
教室運営のヒント NO,389◆中小事業者に対する資金繰り支援
2021年2月16日配信メルマガより
■コロナ禍での運転資金は大丈夫ですか。
経済産業省から公表されている
「中小事業者に対する支援(資金繰り支援)」で、
政府系・民間金融機関による実質無利子・無担保融資
となる上限額が引き上げになっています。
(令和3年1月19日更新)
私が今まで商売をやってきたなかで、今が一番お金を
借りやすい時だと思っています。
私のお客さまで、必要のないものにお金を使わない方には
資金調達をすることをお勧めはしています。
売上が減少し、通帳の残高が今までより少なくなっていくことに
不安を感じている場合、お守り代わりに資金を調達するのも
良い方法です。
「貧すれば鈍する」ではないですが、いつもお金に不安があると
良いアイデアも浮かばなくなってしまいます。
しかし、その資金も借りているもので、いつかは返さなければ
いけないものです。
そのため、必要のない、無駄使いをしてしまう方には勧めません。
無駄使いではなく、新しい何かを始める場合、今まで資金がなく
あきらめていたことができるようになります。
使わなければ、返済時期が来た際に一括で返済をすれば、
実質無利子の制度もあるので、負担がありません。
■では、借入をする際に、どういった点を気を付ければいいのか、
具体的にお伝えしていきたいと思います。
1.前向きな資金需要による借入かどうか
新規融資で調達した資金を有効に活用して、
更なる売上高・利益の増加に結び付けられる
計画見込みがあるか、を判断します。
2.借入金限度額の目安となる指標
借入金を判断する指標は多くありますが、
借入金月商倍率について説明します。
借入金月商倍率=借入金総額÷平均月商
一般的には、
借入金月商倍率 3ヶ月以内:健全
6ヶ月以上:要注意
12ヶ月以上:危険
3.条件変更中で、新型コロナの影響がなくても赤字が続いているケース
このケースは、まず赤字体質を黒字体質に
事業構造を変換していかないと厳しいです。
新規融資が出来たとしても、
数ヶ月後にはまた資金不足が発生します。
事業構造を抜本的に再建する必要があります。
新規融資を受けるかは上記内容等を総合的に検討し、
借入金の返済見通しが見込めるならば良いです。
その際、銀行に借入金の返済が見込める根拠を示した
資料や資金繰り表等で説明をする事は重要です。
以上の点を考え、資金調達を検討してみるのもいいかもしれません。
■地域密着型のスクールがなくなり、資金力がある大手だけが
残ってしまうようであれば、業界の衰退につながります。
泥臭くてもいいと思います。
きれいごとばかりでは難しいと思います。
使える制度があれば、活用していけばいいです。
ネットだけの情報を信じないでください。
生き残るために何をすればいいのか、迷うようであれば
ご相談ください。
もし、その道にお悩みであれば、私と一緒に道を作りましょう。
問合せフォームの入力がお手間であれば、直接メールで
お送りください、お待ちしております。
info@no-border.com
教室運営のヒント NO,388◆習慣がなくなる怖さ
2021年1月19日配信メルマガより
■緊急事態宣言が、現在11都府県に発令されています。
飲食店は時短営業を要請され、1店舗につき1日6万円の協力金が
支給されます。
ネット記事では「休業しても儲かる」といった声もあります。
確かに、1日6万円という金額は、通常の売上より大きいところも
あると思います。
そうなると、短期的な視点ですが、逆に儲かってしまうこともあり
「コロナバブル」という飲食店経営者もいるようです。
■しかし、なかには、外飲みをする習慣がなくなることを
恐れている経営者もいます。
ただでさえ、コロナ禍で外出を避ける人が増えているなか、
緊急事態宣言による時短営業で、さらに外出を避け、
自粛する傾向が強まります。
今まで外飲みをしていた人でも、家飲みにシフトチェンジしています。
外飲みという習慣が、別に家飲みでも変わらない、
逆に家飲みの方が安くていいかもしれないと思い、
家飲みの習慣に慣れてきたらどうなるでしょう。
ただでさえ、飲食店の場合はリピーターの獲得に苦戦しています。
協力金による短期的な利益より、店舗をかまえて営業をしていく以上、
長期的な考えが必要ではないでしょうか。
■スクールも同様のことが言えます。
退会防止策のひとつに、スクールへ通うことの優先順位を上げ
習慣化させるという方法があります。
飲食店より、会員ビジネスであるスクールは、
リピーター獲得に力を入れなくても、入会をしてもらえれば、
継続してもらえる確率は非常に高くなります。
しかし、コロナ禍で密を避ける、外出自粛で、
スクールへ通う習慣が薄れている可能性もあります。
通うことができない場合でも習うこと自体の優先順位を
下げないようにしなければいけません。
そのためのお客さまのケアを今まで以上にする必要があります。
この点は、大手と中小とで対応が違い、
大手から中小へ転校しているお客さまもいます。
・画一的な対応をする大手
・「無償のひと手間」による対応をする中小
これは一つの差別化になりえます。
特に生徒募集がうまくいっていないというスクールは、
入会者数増加にフォーカスするのではなく、
退会者数減少にフォーカスするといいと思います。
ヒントは案外身近にあります。
もし、その道にお悩みであれば、私と一緒に道を作りましょう。
問合せフォームの入力がお手間であれば、直接メールで
お送りください、お待ちしております。
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教室運営のヒント NO,387◆特定サービス産業動態統計調査5月分
■特定サービス産業動態統計調査5月分の確報が
7月16日に発表されました。
今回も調査結果を基に、
・学習塾
・英会話スクール
・フィットネス
の5月までの状況を見ていきます。
■まずは、学習塾
1月 96.0
2月 99.6
3月 117.2
4月 122.2
5月 135.1
となっております。
これらの数値は対前年比売上高になります。
■次に、フィットネス
1月 74.2
2月 73.7
3月 122.5
4月 281.6
5月 942.1
■そして、英会話スクール
1月 76.5
2月 80.8
3月 128.6
4月 165.6
5月 187.3
■この3業種ともに、3月から対前年比が
100以上になっています。
昨年3月よりコロナの影響を受け始めたので
前年比でプラスになるのは、当然な結果かもしれません。
5月も対前年比ではプラスになっているものの
3業種とも4月の売上高と比較すると5月は減少しています。
3、4月に入会金等の収入があり、3、4月に比べると
5月の売上高が減少することは考えられますが、
コロナ禍を除く過年度に比べ、減少幅が大きいです。
特にフィットネスの減少幅が大きく、対前月比で74%
となっており、緊急事態宣言の影響が出ているかもしれません。
例年6月は5月の売上高を上回ってきていますので、
6月の調査結果を注視したいと思います。
■また、受講者、利用者数を見てみると
・学習塾
1月 1,270,595
2月 1,177,739
3月 1,137,465
4月 1,131,740
5月 1,146,199
と、コロナ禍前の2018年、2019年の同時期に比べ増加しています。
・フィットネス
1月 15,651,098
2月 15,777,986
3月 17,169,377
4月 16,742,062
5月 12,715,280
と、2008年、2009年レベルまで落ちてしまっています。
・英会話スクール
1月 400,072
2月 391,986
3月 384,063
4月 381,466
5月 380,188
と、2015年レベルまで落ちてしまっています。
■コロナの影響が始まり1年以上経ちましたので、
コロナ禍1年とコロナ禍前の比較を見てみます。
・学習塾に関して
2020年4月~2021年3月のコロナ禍の売上高が、
コロナ禍前の2019年4月~2020年3月より10.3%増加しており
数年停滞していた売上高が増加したことになります。
・教材費の売上に関して
以前よりお伝えしている教材費の売上高ですが、
学習塾は6%増加しているのに対し、
英会話スクールは24.9%減少となっており、
大きく差ができています。
コロナの影響を受け、スクール業界は5年は進んだと
思っています。
みなさんはどのように感じられていますか。
英会話スクールやフィットネス業界の売上規模は
かなり遡ってしまいました。
ここから元の規模、それ以上の規模にするために、
過去に行ってきたことをなぞっていっても、
難しいと思います。
新たな経営方法を行っていく必要はあります。
■地域密着型のスクールがなくなり、資金力がある大手だけが
残ってしまうようであれば、業界の衰退につながります。
泥臭くてもいいと思います。
きれいごとばかりでは難しいと思います。
使える制度があれば、活用していけばいいです。
ネットだけの情報を信じないでください。
生き残るために何をすればいいのか、迷うようであれば
ご相談ください。
もし、その道にお悩みであれば、私と一緒に道を作りましょう。
問合せフォームの入力がお手間であれば、直接メールで
お送りください、お待ちしております。
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教室運営のヒント NO,386◆他業界を観察してみるとヒントがたくさんある
■スクールのホームページ等に、
・一流の講師をそろえています。
・講師はすべてネイティブ講師です。
・講師は〇〇大学を卒業しています。
という、文言を見たことはありませんか。
もしかすると、あなたのスクールも同じような文言は
ありませんか。
スクールの商品が、講師である以上、
その質を担保する意味で、こういった文言を
入れられているのだと思います。
でも、よく考えてみてください。
スクールの経営者からすると、
良い講師だからそのように表現しているのでしょうが、
消費者が分かる、エビデンスはないですよね。
・どのように一流の講師なのか
・なぜ、ネイティブ講師がいいのか
・ネイティブ講師も出身国はどこなのか
・〇〇大学を卒業していると何がいいのか
良い講師に対する説明が不足していると思いませんか。
■たとえば、他業界で「牛肉」。
この牛肉がどれだけおいしいのか、
生産者が牛を育てるところから説明をしているものを
ご覧になったことはありませんか。
「野菜」もそうですね。
こういったこだわりを持って、おいしいものを
消費者へ届けるというメッセージ。
どういった飼料を牛に食べさせているか。
なぜ、その飼料なのか。
肥育へのこだわりをご覧になってみてください。
そして、同じように講師の質を説明するのであれば、
ヒントになるのではないでしょうか。
どういった講師を採用して
どういった研修を行っているか
また、どうしてそういった研修を行っているのか
どのくらいの期間をかけて講師を育成しているのか
■ただ、「ウチの講師はいいよ。」では分かりにくいです。
どうして「いいのか。」を消費者に分かりやすく説明を
しなければ、講師の質の良さは伝わらず、
同業他社との差別化にもなりません。
他業界では、当たり前のようにされている説明が
未だ、なされていないところも多いと思います。
この機会に、他業界が行っている商品の説明を
じっくりとご覧になってみるのはどうですか。
もし、その道にお悩みであれば、私と一緒に道を作りましょう。
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お送りください、お待ちしております。
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教室運営のヒント NO,385◆税理士を変えたいと思っている人へ
■私が税理士業務を行っていることを知っている方からの
ご相談を受けると、今の税理士を変えたいんですけど
というお話を聞くことが増えました。
最近では安価な会計ソフトウェアも出ており、
それらを活用することで、会計の知識があまりない
経営者の方でも税務申告できるようになりました。
それでも多くの経営者は税理士をつけています。
理由は様々だと思いますが、
「事業に集中したい」
「税務に詳しくない」
「節税のアドバイスがほしい」
「経営のアドバイスがほしい」
「金融機関からの融資のアドバイスがほしい」
といった理由が挙げられると思います。
■変えたいとお話しされた経営者の方々は、
根本に「費用対効果が見合わない」とお考えのようで、
「何もしてくれない」と言います。
私から見てもそれは仕方がない部分もあります。
まず、最初の契約時にどういった話をしているのか、
安いからと始めた場合、申告以外の業務は契約範囲に
ない可能性もあります。
私もいろいろな税理士を知っていますが、
税理士は税務のプロであって、経営のプロではありません。
経営のアドバイスができる人ばかりではなく、
金融機関からの融資のアドバイスができる人ばかりではないです。
特に安価な場合であれば、業務というより作業として
こなされていきますから、仕方ないでしょう。
■申告以外求めていることをやってもらいたいと思うのであれば、
やはり税理士の報酬は高くなっていきます。
携帯の通信キャリア会社を変えるときと似ていますが、
安さで売る格安スマホのサービスに対し、
それまでの通信キャリア会社と同等のサービスを求めることは
理屈が通りません。
実際に求めていることを行ってほしいという希望に対し、
私の方から報酬額を提示すると、現状の税理士報酬より
高くなることがあります。
知識商売をしているスクール経営者の方であれば、
経営のアドバイス、資金繰りのアドバイス、節税のアドバイス
税務調査のアドバイスのすべてを網羅するのであれば、
報酬が上がっていくことはお分かりになると思います。
■もし、報酬を安く抑えたいと思って税理士を変えるときは、
自分が税理士に何を求め、自分でどこまでできるのかを
はっきりさせた上で決断すべきです。
安かろう、悪かろうもあります。
契約不履行や仕事のミス、税務調査で指摘が多いなど、
妥協できないレベルに達したら、変更するのも致し方ない
と思います。
ただ、それ以外の理由であれば、
一度、求めていることが本当にできないのか、
行うとしたら、報酬額がどのくらいになるのか、
この点を確認されるといいと思います。
もし、その道にお悩みであれば、私と一緒に道を作りましょう。
問合せフォームの入力がお手間であれば、直接メールで
お送りください、お待ちしております。
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教室運営のヒント NO,384◆うまくいく人とうまくいかない人の差
■スクール系ビジネスは、初期投資が少ないため
参入障壁が低く、多くの方が起業しています。
そういった起業される方々で、
うまくいっている人とうまくいっていない人と
分かれていきます。
私が考える違いの一つとして、
「素直さ」があると思います。
うまくいく人は、自分に自信がある方が多いですが、
自分の知らないことに対し、謙虚さがあります。
また、自分のことを過大評価せずに、
知らないことであれば、プロに相談したり、
他の人からフィードバックをもらったりします。
そして、そのアドバイスを素直に、まずは実行してみます。
自分のやり方にこだわりがないです。
そもそも知らない分野であれば、自分のやり方では
うまくいかないと知っています。
『5年間の継続率90%超・選ばれる子ども英会話教室の
オーナー先生に聞く、人気教室の作り方』
https://educating.ocnk.net/product/9
に出演されている方は、私のお客さまですが、
コロナ禍でも順調に経営をされています。
このDVDの最後の方、
「コンサルタントが教える、伸びる教室オーナーの特徴」
で、伸びる教室のオーナーの特徴として「素直さ」を挙げています。
■では、うまくいかない人とはどういう人でしょうか。
うまくいかない人は、
「自分の思ったとおりにやればうまくいく」
と思っている方が多いです。
そういった方は、他の方からのアドバイスも
「でも」「しかし」と否定から聞いてしまうことがあります。
・この方法はやりたくない
・自分がやりたい方法だけやりたい
・自分はこういう人だけをお客さまにしたい
・そうすれば、いつかお客さまが自分を見つけてくれるはず
そう、うまくいかない人は、
自分のやり方にこだわりがあり、過大評価をしている可能性があります。
こだわりが悪いわけではないですが、
自分の知らない分野でのこだわりによる
「素直さ」をなくしてしまうのであれば危険です。
■哲学の父とも呼ばれるソクラテスは「無知の知」という考え方を
基本としました。
「無知の知」という言葉、どこかで聞いたことがあると思います。
意味は「無知であることを知っていること」が重要である、
つまり「自分がいかにわかっていないかを自覚せよ」ということです。
「なんでも知っている」と思っている人が、
実際はなんでも知っているどころか知らないことにさえ気づいていない
「すでに自分の頭で考えられている」と思っている人ほど、
考えられていない
うまくいかない人は、いきなり自己流で挑んでしまいます。
うまくいく人は、「無知の知」によって現状の自分と
向き合えるようになると、謙虚になれ、自分の考え方・やり方に固執せずに、
人の意見に素直に耳を傾けられます。
うまくいく人とうまくいかない人の差です。
■地域密着型のスクールがなくなり、資金力がある大手だけが
残ってしまうようであれば、業界の衰退につながります。
泥臭くてもいいと思います。
きれいごとばかりでは難しいと思います。
使える制度があれば、活用していけばいいです。
ネットだけの情報を信じないでください。
生き残るために何をすればいいのか、迷うようであれば
ご相談ください。
もし、その道にお悩みであれば、私と一緒に道を作りましょう。
問合せフォームの入力がお手間であれば、直接メールで
お送りください、お待ちしております。
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教室運営のヒント NO,383◆他力本願な集客方法
※2020年11月24日配信したメルマガより
■経営者なら「もっと自分のスクールを知ってもらいたい」
と思うのは、ごく当たり前なことです。
日々試行錯誤をしながら、少しでも知ってもらおうと、
販促を試していると思います。
私も自分のスクールを知ってもらうために、
・教室の屋上からアドバルーンを出してみたり
・自動販売機をスクールのキャラクター使用にしてみたり
・キャラクターの販促グッズを作成してみたり
等々、いろいろなことを試してみました。
■しかし、実際はその努力とは裏腹に、思うように成果が出ず
「何をやってもお客さんは集まらない」
と嘆いている人は少なくありません。
今回は販促で悩んでいる状態から抜け出すために、
お勧めする他力本願な集客方法を紹介します。
この方法を、知っているか、知らないかの違いだけで、
認知度は大きく変わるはずです。
■その方法とは、
『お客さまにSNSでチェックインしてもらう』
というものです。
具体的にいうと、教室に来てくれたお客さまに、
FacebookやInstagramでチェックインしてもらうことで、
拡散を狙って認知度を広げるという方法です。
これを行うことで、あなたの教室のことを来てくれた
お客さまたちが広めてくれるようになり、
自分で販促をするよりも大きな成果を期待できます。
■また、チェックインしてもらうときに、
ただチェックインをするだけではなく
『良いコメントを一言添えてもらう』
ことも意識してみてください。
消費者は私たち売り手側の意見ではなく、同じ立場のお客さまの
意見に強く影響を受けるからです。
SNSチェックインをして、拡散されてきた投稿に
コメントがあると、それを見た人は「こんなところがあるんだ」
と思ってくれるようになります。
■ポイントは『いかに他人の力を借りるか』ということになります。
販促というと、いかに自分たちの力でお客さまを集められるか
という考えでやることが多いですが、自分1人の力ではできる
ことも知れています。
複数の他人の力を少しずつ借りることで、自分1人でやるよりも
何倍も大きな成果を出すことができるようになります。
SNSの活用に悩まれている方も、ぜひチャレンジしてみてください。
■地域密着型のスクールがなくなり、資金力がある大手だけが
残ってしまうようであれば、業界の衰退につながります。
泥臭くてもいいと思います。
きれいごとばかりでは難しいと思います。
使える制度があれば、活用していけばいいです。
ネットだけの情報を信じないでください。
生き残るために何をすればいいのか、迷うようであれば
ご相談ください。
もし、その道にお悩みであれば、私と一緒に道を作りましょう。
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お送りください、お待ちしております。
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教室運営のヒント NO,382◆「うまくいっているスクールを教えてください」と聞く経営者
※2020年11月17日配信したメルマガより
■「うまくいっているスクールを教えてください」と
聞かれることが多いです。
うまくいっているスクールを参考にすることは
とてもいいことです。
私もできる限り、参考にしてもらえればと思い
お話をすることもあります。
ですが。。。
そういった話を聞いて、どのように参考にし、
活用していくのかが重要なのですが。。。
■では何が重要なのか、例としてあるスクールが
「うまくいっているスクールを教えてください」と聞かれ、
答えたときのことを仮定してお伝えします。
「もっとやっていることを具体的に教えてください。」
「・・・」
具体的に伝えることは可能ですが、それを聞いて
真似てもうまくいきませんよ。
「それって、うちのスクールでもできるんですか。」
「・・・」
できるかどうかの判断は、あなたがすることで
それを聞いている時点でうまくいきませんよ。
「それはそうだと思うんですが、
そのエリアだからできるんじゃないですか。」
「・・・」
その方法を行っている根本的な理由を把握すれば、
そのような発言は出てきません。
上辺だけで真似ようとしていませんか。
「うちに合う事例を教えてください。」
「・・・」
教えることはできますが、実行できますか。
「それはできません。」
「・・・」
他ができないようなことをやっているから
うまくいっているんですよ。
■こういった発想で発言される経営者は、
手っ取り早く、簡単に成功を欲している方が多いです。
手っ取り早く、簡単に成功するのであれば、
誰も苦労はしません。
うまくいっているスクールを参考にするのであれば、
・なぜ、そのようなことを行っているのか
・どういった仕組みでできているのか
というような、根本的なところをフォーカスしなければ、
上辺だけ真似しても同じようにうまくはいきません。
上辺だけを見て、自分のスクールにカスタマイズしても
大体が失敗します。
「いいとこどり」はできません。
■たとえば、
「このスクールはネット集客が成功しているんですよ。」
「訪問者数が、平均値よりかなりの数になっています。」
「SEO対策がしっかりとできていますからね。」
と伝えると、SEO対策に力を入れ始めるスクールがあります。
力を入れることは間違いではなく、良い傾向なのですが、
上辺での理解で検索エンジンで上位表示を目指す方がいます。
上位表示はネット集客の成功の条件の一つですが、
それだけでは足りません。
・どのキーワードで上位表示されているのか
・キーワードの月間検索件数を確認しているのか
・ホームページが機能しているのか
といったところを見ていかなければいけません。
上位表示されているのに、問合せ数が全くないというところは
根本的なところを見落としている可能性があります。
また、根本的なことを見落として、真似をしてもうまくいかない
という例になります。
私も聞かれれば、出し惜しみをするつもりはありませんが、
聞いてくる経営者で、ちょっと待てと、
首をかしげる方もいるのも事実です。
「うまくいっているスクールを教えてください」と聞く前に
自分のスクールがうまくいっていない理由を知ること、
現状把握から始めてみることいいのではないでしょうか。
■地域密着型のスクールがなくなり、資金力がある大手だけが
残ってしまうようであれば、業界の衰退につながります。
泥臭くてもいいと思います。
きれいごとばかりでは難しいと思います。
使える制度があれば、活用していけばいいです。
ネットだけの情報を信じないでください。
生き残るために何をすればいいのか、迷うようであれば
ご相談ください。
もし、その道にお悩みであれば、私と一緒に道を作りましょう。
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お送りください、お待ちしております。
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教室運営のヒント NO,381◆こんな不安定な時だからこそ、副業に関して
※2020年10月13日配信したメルマガより
■今回のコロナ騒動によって、
スクールビジネスの脆さが浮き彫りになりました。
その脆さをカバーするために
『他に3つの収入の柱』
を作ることも考えたほうがいいです。
私は、
上昇志向のお客さまに収入の柱は3つ、持つといい。
とお話しています。
■しかし!
「お手軽な副業はやるべきではない」
と思っています。
たとえば、
サラリーマンの人がやるような
今流行っている副業には、
気軽に手を出すべきではないということです。
私たち経営者は、
ただでさえ重労働なスクールの営業で忙しく、
他の人に比べて仕事以外のことに
集中できる時間がないからです。
それに、いくら副業といっても
ゼロから十分な収入源を作ることは
容易ではありません。
■今は副業ブームで、
・アフィリエイト
・転売ビジネス
・せどり
・株
・FX
・仮想通貨
など、たくさんの副業があり、
どれも「お手軽に始められる」ことを
ウリにしています。
しかし実際に、お手軽なのはその副業を始めるところまでで、
スタートした後に、
「充分な収入を得るのはかなりハードルが高い」
ことが現実です。
アフィリエイトは、お手軽にはじめることができるので、
今でも多くの人がやっていますが、
実際に月に1万円以上の収入を得られている人は
「10%にも満たない」のが現状です。
もちろん、アフィリエイトだけではありません。
転売ビジネス
せどり
も同じことです。
■始めるのは簡単ですが、そこから生業とするだけの
キャッシュを得ることも簡単かというと、
そんなことはありません。
ほとんどの人が利益を出せずに挫折しています。
「だったら株やFX、仮装通貨なら・・・」
と思うかもしれませんが、これらはもっと恐ろしい代物です。
たしかに上がるか下がるかだけなので、
もしかしたらいけるかもしれないと
思うかもしれませんが、
下手をすると、収入の柱を増やすどころ、
「一撃で何もかもを失う」可能性もあります。
プロの投資家でも当たり前のように
負けることがある土俵で
素人が収入の得続けることが、
どれだけハードルが高いか、想像してみてください。
■では、どういった副業をすればいいか、
私が考える副業とは、どういったものか
私のお客さまの例をお伝えします。
・スクールビジネス
・物販ビジネス
・レンタルビジネス
この3つを柱として行っているスクールがあります。
基本的に今持っている資源を最大に活用して
主業以外の副業を作り出します。
スクールビジネスには他業界に比べ、
顧客リストが揃っています。
このリストをうまく活用することで、
副業を作り出すことも可能です。
「お手軽な副業」を行う前に、ぜひご相談ください。
■地域密着型のスクールがなくなり、資金力がある大手だけが
残ってしまうようであれば、業界の衰退につながります。
泥臭くてもいいと思います。
きれいごとばかりでは難しいと思います。
使える制度があれば、活用していけばいいです。
ネットだけの情報を信じないでください。
生き残るために何をすればいいのか、迷うようであれば
ご相談ください。
もし、その道にお悩みであれば、私と一緒に道を作りましょう。
問合せフォームの入力がお手間であれば、直接メールで
お送りください、お待ちしております。
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