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教室運営のヒント NO,305◆よくある誤解 第2弾

よくある誤解 第2弾

 

「グラスに水入れようと失敗!」

 

■さて、以前にもお伝えしたテーマですが、
なかなか反響があったので、第2弾を
お届けしたいと思います。

 

いろいろなご相談をいただくのですが、
そのなかで、少しピックアップして
みなさんとシェアしたいと思います。

 

ピックアップするのは、正しいと思っていることが
実はちょっと違うよ、ってことです。

 

皆さんのスクール業界は、思っているより
横のつながりがなく、情報も偏っていることが
あります。

 

今は、ネットで調べると、悩みに対する解答が
あったりもする場合もありますが、
人によっていっていることも違うし、
何よりも根拠のない解答が多いように思えます。

 

 

■そこで、今回はピックアップしたことに対して
私なりの解答をだしていきますね。

 

私の解答が100%正しいとまでは言いません。

 

ただ、常に自分よがりの解答にならないように
その道のプロに方とも話していることなので、
ネットで調べたものよりは信憑性は高いと思いますよ。

 

 

■事例4
レッスンさえよければ生徒は集まる

 

「伏し目がちに考え事をする色白な女性」[モデル:川子芹菜]

 

これって、スクールビジネスでは「あるある」
なんですが、良いレッスンさえしていれば、
消費者に認められて、お客さまが集まるという誤解。

 

決して間違いではないのですが、
気を付けなければいけないことがあります。

 

まず一つが、良いレッスンって誰に対して、
と言うことです。

 

お客さまが良いレッスンと感じていればいいのですが、
スクール側、特に講師が良いレッスンだと思っている
ケースはちょっと危険ですね。

 

特にしっかりとレッスンやカリキュラム研修を
行っているスクールほど、主語や目線がお客さまに
なっているか、を常に確かめる必要があります。

 

研修を担当する人が、現場やお客さまのことを知らないと
独りよがりなものになってしまう可能性があります。

 

また、良いレッスンをすることは大前提で、
それ以外に募集方法を知らなければ、
お客さまが常に集まることはありません。

 

なので、良いレッスンさえしていれば、
だけではNOですね。

 

 

■事例5
教室の立地条件がモノをいう

 

「空を見上げて考え込むヘルパーの女性」[モデル:yumiko]

 

教室の立地条件は、対象とするお客さまによって
変わってきますので、この場所であれば絶対!
と言うところはありません。

 

立地条件が良いに越したことはありませんが、
それはうまくいくための絶対条件ではありません。

 

同じように教室の外観や内装をよくするだけでは
うまくいきません。

 

教室の外観、内装などのハードの部分以外に
レッスンなどのサービスのソフトの部分を
しっかりとしなければいけません。

 

なので、立地は良いに越したことはないですが、
そればかりに拘らないようにするということで、
半分YESで、半分NOです。

 

 

■事例6
商圏の人口が多い方が生徒募集がやりやすい

 

「SNSで流れてきた商品をポチろうか悩んでいる女子」[モデル:河村友歌]

 

確かに商圏の人口が多く、対象者が多い方が
生徒募集はやりやすいことはあります。

 

しかし、それには条件があります。

 

「人口が多い」「対象者が多い」と言うエリアは
必然的に競合も多くあります。

 

そのため、競合との違い、所謂、差別化が重要になります。

 

それも明確で他スクールと圧倒的に違いを
見せることができるということが条件です。

 

集まらないのは、人口が少ないからと考えている場合、
人口が多い、競合が多いエリアでも生徒募集が
うまくいくことはないでしょう。

 

なので、条件をクリアできる場合はYES、
それ以外であれば、NOですね。

 

 

■今回も3つピックアップしましたが、
まだまだありますので、反響によって
今後もシェアしていきたいと思います。

 

また、その解答をより詳しく知りたいという方は
個別にご相談くださいね。

 

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