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教室運営のヒント NO,330◆「ママ起業」や「プチ起業」のその後

「ママ起業」や「プチ起業」のその後

 

「キラキラ女子」の写真[モデル:河村友歌]

 

■2年半前くらいにメルマガで配信した
「ママ起業・プチ起業への警告」という記事。

 

ブームだった時に起業された方々がどうなったか。

 

まずは、当時の記事をリマインドしますね。

 

 

■最近、「ママ起業」や「プチ起業」と言うものが
増えていますね。

 

最近、そういったジャンルの書籍も
増えてきていますね。

 

私の意見ですが、
起業すること自体は決して悪いことではないと
思っています。

 

独立して自分の責任のもとビジネスを
行うことはすばらしいことだと思っています。

 

ただ、一つ言えることは
簡単なことではないということです。

 

独立した瞬間から、自分で仕事を作っていかなければ
いけません。

 

少し誤解を招くかもしれませんが、
今まで組織に属していたのであれば、
仕事は与えられていたと思います。

 

もちろん、自分でも仕事を作り責任を持って
行っていたという人もいるでしょう。

 

しかし、それは組織の看板や組織の施設、設備を
使用してのものではないかと思います。

 

もし、組織の看板や施設、設備、資金を使わずに
仕事を作りだし、組織に利益を与えることができていたら
そういった方はいつでも独立できるかもしれません。

 

 

■しかし、残念ながら、記事の通り
独立を夢見て「起業セミナー」に参加しても
得られるものがないと独立がうまくいかないケースも
多いようです。

 

ママ起業セミナーの主催者で成功している、
説得力があるセミナーを行う人は稀だということです。

 

「働いている」と言えるくらい収入があるケースは、
全体の1割にも満たないと記事には書いてあります。

 

そういった人が行うセミナーに参加することは
いわゆる「ひよこ食い」に思えます。

 

本業では収入がないため、
セミナーを主催し、参加者からお金を集める。

 

また、一度参加した方をセミナー主催者仲間で
リスト化し、アプローチをする。

 

ただ、しっかりとした起業セミナーを
行う方もいると思います。

 

起業をする際、どうすればいいのか、
アドバイスをもらい方向性を示してもらうことは
必要なことです。

 

SNSの活用で現実とは違う自分を演出し
ブランディングされている方もいるので、
選別することは簡単ではないかもしれません。

 

情報過多かもしれませんが、
しっかりと選別できる目は必要です。

 

 

■記事は以上です。

 

では、実際に「ママ起業」や「プチ起業」した方々
その後はどうなったでしょうか。

 

 

■その後 1

 

自分も得意な料理の腕を生かして一儲けできるかも?
なんて考えてしまったのが間違いでした。

 

世の中そんなに甘くないし、”経営する”って大変。
当たり前ですけど。

 

本当は自宅で料理教室を開きたかったのですが、
まとまったお金…開業資金がないのと、
経営に関する知識がないので、「フランチャイズなら
大丈夫だろう」と安易にカフェ経営に乗り出しました。

 

お客さんが増えず、借金は雪だるま式に膨らんで…。

 

 

■その後 2

 

Facebook上でタイムリーに「自分が行っていること」を発信し続け、
自分の顔や商品を印象づける。私は1日に2回~3回のペースでしたが、
1時間おきにUPする強者はざら。

 

またブログを使い、Facebookより濃い「情報」を文章で発信、その他
インスタやYOUTUBEで動画の配信。

 

そして、自分自身の発信だけでは済まないのがSNS。
他の方の投稿に「いいね!」をしたり、コメントをつけたり…
とにかく1日中、SNSまみれ。

 

更に「(自身の)顔を売るため」「認知度」を上げるために、
WEB上のお付き合いから次のステップとして「リアルなお付き合い」に
変化していくのです。

 

「リアルなお付き合い」とは、【起業ママ】同士の交流を図るための
「お茶会」から始まり、セミナーへの参加、互いに商品を買ったり、
それをSNSで拡散・シェアしたり。

 

当時は必死でやっていましたが、引いて見てみるとそんなの単なる
「身内だけの茶番」。

 

その狭いコミュニティの中で「認知」も「商品」もただ回っている
だけなんですよ。

 

 

■「ママ起業」や「プチ起業」など、キラキラ起業家は
最近、すっかり見なくなりましたが、FBを見ていると、
少し形を変えて存在していることが分かります。

 

もし、同じような状況に陥っている場合、
そこから抜け出すために、何をしていきますか。

 

 

もし、その道にお悩みであれば、私と一緒に道を作りましょう。
問合せフォームの入力がお手間であれば、直接メールで
お送りください、お待ちしております。

 

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