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教室運営のヒント NO,17◆幼稚園・保育園への参入 その3

前々回は、幼稚園・保育園参入のメリットを書きました。
前回は、幼稚園・保育園参入のための準備の仕方を書きました。
そして今回は、いよいよ準備したものを活用していきます。

 

その前にもう一度、何事もそうですがしっかりとした戦略をたて、
参入すればものすごいメリットがあります。

 

しかし漠然と参入してしまうと、逆にデメリットになるということを
念頭に入れておいてください。

 

前回の資料をいろいろ調べ、まだまとまっていないかもしれません。

 

こういったことを調べることが得意な人、不得意な人といると思います。
また、時間の掛かる人、時間の掛からない人もいると思います。

 

こういった情報収集で大切なことは、上記のことではなくその情報を活用できるか、
できないかです。 せっかく集めた情報も活用しなければ、単なる宝の持ち腐れです。

 

以前お話した、アンケートも同じですね。せっかく集めた情報ですから、有効活用しましょう。

 

それではどのように活用をしていくのかについて触れていきます。

 

それでは、始めましょう!

 

ここで営業の得意な人は、このリストを持って1件、1件飛込みで
アプローチを掛けるでしょう。

 

しかし前にもお話したとおり、私は根っからの営業マンではありません。
飛込み営業はできるだけ避けたいです。

 

こんなことを言っていると、「何言っているんだ!営業ができなくてどうする!」
と反論の声も聞こえてきそうです。

 

もちろん私も営業はします。商品を売らなければ収入がありませんから営業活動はします。

 

しかし私は特別な人しかできない営業方法ではなく、誰にでもできる営業方法を考えているのです。

 

偽善のように聞こえるかもしれませんが、実際に私の方法を試してみてください。
きっと営業活動の先入観が変わるはずです。

 

前振りはこれくらいにして、それではまず作ったリストから在籍している生徒の
幼稚園・保育園があるかどうかを確認してください。

 

ここで在籍している生徒の親御さんとコンタクトを取ります。
もしまだ詳しく情報収集できていなければここで確認もできます。

 

ただここで親御さんに聞くときに気をつけてもらいたいことがあります。

 

それはあなたの教室で一番コミュニケーションの取れている人にその親御さんから
情報収集をしてもらうことです。

 

もし一番コミュニケーションが取れている人が、講師であればその講師に確認してもらう。
またあなたが、一番コニュニケーションが取れているのであれば、
あなた自身で確認することです。

 

ちょっとしたことかもしれませんが、非常に重要なことです。

 

ここでコンタクトを取る一番のポイントはその親御さんから幼稚園・保育園に話を
持ちかけてもらえるようにすることです。

 

「どうしてそんなことをするのか?」「なんか手間がかかりそう?」
そう思われる方もいると思います。これにはしっかりとした理由があります。

 

今までの情報収集でお分かりになった方もいるかもしれません。

 

幼稚園・保育園に参入している英会話スクールのなかで、某大手英会話スクールが
多いことに気付かれた方もいらっしゃるかもしれません。

 

そうです。この某大手英会話スクールは何も知名度で参入しているわけではありません。
またそこに優秀な営業マンがいて、参入先の幼稚園・保育園を見つけてきたわけではありません。

 

幼稚園・保育園で開講されている英会話の講師は、
実はそこの園児のお母さんであることが多いのです。

 

または卒業生のお母さんであることが多いのです。
これは、幼稚園・保育園の体質にも要因がありますが、“親御さんの意見は無視できない”
ということがあります。

 

そのため、親御さんから“英語の導入”を提案されたら考えるようになります。

 

そして、在籍している親御さんのなかで英会話スクールを運営している人や
以前英会話講師であった人がいれば、“白羽の矢が立つ”わけです。

 

また、親御さんから直接“英会話スクールのセールス”をされても無下に断ることはありません。

 

こういったことを考えると、直接こちらから話をするよりあなたの教室に在籍している
生徒の親御さんから話を持ちかけてもらった方がいいことがお分かりになると思います。

 

特にあなたの教室を信頼している親御さんであればしっかりとアピールもしてくれます。

 

他にもいくつか方法はありますが、一番やりやすい方法を取り上げました。

 

実際に私はこの方法で、5箇所ほどの幼稚園との契約をすることができました。

 

なにも強い営業力がなくても顧客の開拓はできます。
何度も言いますが、私の営業方法は、誰にでもできる方法を考えています。

 

ですから、今回はあなたのファンにお手伝いしてもらうわけです。
せっかくの強い味方ですから、助けてもらいましょう!

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