ここ何回にわたり『口コミ』について触れていますが、広告宣伝活動を全くせず、
口コミに頼り切った集客体制では生徒募集はうまくいきません。

確かに口コミは重要ですが、あくまで広告宣伝活動のなかの「１つの方法」にすぎません。

ですから、口コミを広告宣伝活動の柱としても、費用をかけて積極的にチラシや広告などの
他の広告宣伝活動をしなければいけません。

また、そのような広告宣伝活動も継続的に、また頻繁に行うことが重要です。

実は継続的に、または頻繁に行うことが口コミの発生を増やすコツの１つだからです。

それでは、なぜ他の広告宣伝活動が口コミを増やすのでしょうか？

答えは、簡単です。

お客さまが教室を紹介する際に「誰も知らない教室」と「よく広告などで見かける教室」では、
どちらが勧めやすいでしょうか？

また紹介される側としても、どちらの教室の方が行きやすいでしょうか？

どれだけ友人から紹介を受けたとしても、全く知らない教室だと行くことに
かなり勇気が必要になります。

ここでまた「情報量の決定の法則」がでてきます。

このようなことで、お客さまに壁を作っても仕方がありません。

そのため、普段から広告を頻繁に行い、少なからずその教室に興味を持っている
状態にしておくことが必要です。

そこで友人から「その教室はお勧めだよ！」と言われたら、
その一言がきっかけで教室に行ってみようと思うようにした方がいいと思いませんか。

お客さまが、何かを決定する際にはいろいろな壁が発生します。
少しでもその壁を取り除くことが、必要になります。

一般的に教室の規模や立地条件にもよりますが、「口コミ」による生徒入会者と
「その他広告」での生徒入会者の割合が半分半分くらいの割合が理想とされています。

このバランスを考え、または意識しながら広告宣伝活動を実行してみてはいかがでしょうか。