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教室運営のヒント NO,62◆チラシの反応率が悪いんですけど・・・

「チラシを配っても反忚が悪い。きっとウチの教室は有名じゃないから・・」
こういったことを考えられている教室経営者の方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

実際にチラシを配っても反応が悪く、何回も失敗をしてきたのでしょう。

 

でも大手教室だからと言って、反忚率がよいわけではありません。
現在の新聞折込みでの反忚率の平均は、0.03%と言われています。

 

要するに、1万枚のチラシを配っても3件の問合せが来るという状態です。

 

さらにこの問合せは、100%入会者になるわけではないので、
入会の割合はさらに悪くなるかもしれません。

 

この数字は、個人経営の教室だけではなく、大手の教室にもいえることなのです。
だから有名な教室であれば、チラシを撒くと、ひっきりなしに電話がかかってくると
いうことはありません。

 

そこで「チラシを配っても反応がない」と考えている教室に話をよくよく聞いてみると、
このような勘違いをしていることがあります。

 

▼チラシの反忚率の平均値を知らないため、1,000枚撒いて、全然反応がないと諦めている。
▼他教室と同じようなチラシを、他教室と同じように配っている。
▼チラシの作り方が、お客さまのキモチとずれているため、お客さまが問合せをしようと思わない。

 

どうでしょうか。もしかしたらあなたも思い当たることがあるかもしれませんね。

 

もちろん1,000枚のチラシを配ったくらいで、本当にチラシではダメだと思うのは早すぎます。

 

平均の反応率が0.03%程度ですから、問合せがなくて当たり前なのかもしれません。

 

それでは、枚数を多く配ればいいのかと言えば、確かに平均の反忚率を考えれば、
件数は増えるかもしれません。

 

たとえば、1万枚で3件の問合せがあるとすれば、30件の問合せが来るように、
10万枚配ろうと考えるのはいいですが、果たしてチラシ10万枚の費用対効果はあるのでしょうか。

 

また他教室と同じようなチラシを、同じように配っていては消費者に他教室との差別化を訴えることも
できず特別な結果が出るはずはありません。

 

またチラシの作り方がお客さまの求めているものやキモチとずれてしまっていたら、問合せは来ません。

 

このようなチラシはお客さまに見てもらうことすらできずに、
そのまま捨てられる運命になってしまうのです。

 

ただ何も考えずにチラシを作って、闇雲に枚数を配っているだけでは、消費者に見てもらうこと
すらできないので、問合せなどの反忚はおろか、教室の認知度アップにも貢献することはありません。

 

このようなやり方では、チラシを配ることは生徒募集をする方法として最悪なものになってしまいます。

 

それでは、どうすればいいのでしょうか。 もちろん方法はあります。
すでに今までお話してきたなかに、ヒントがあります。

 

それは今までもお伝えしていますが、まずはチラシの内容をしっかりと考える必要があります。
そして次に、チラシの役割ですね。チラシをただ配るものとして考えるのではなく、
違う役割を与えていくことが必要です。

 

こういったことをするだけで、チラシの反忚率が格段に上がっていきます。

 

チラシを配っても反忚がないと諦める前に、どうすれば反応が来るのかを考えていくことが必要です。

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