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教室運営のヒント NO,66◆『よいレッスン』をするだけでは!

「うちの教室、他の教室よりレッスンの質やカリキュラムに自信があるんですけど。」
「でも他の教室に比べて生徒が集まらないんです。」

 

このように思われている教室経営者の方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

こういったことは実際に起きていることだと思います。
それでは、どうしてこういったことが起きるのでしょうか?

 

その理由は明らかで、他の教室の方が“良さそう”に見えるからです。
確かに、他の教室よりレッスン内容やカリキュラムはすばらしいかもしれません。

 

しかし『品質がよい=売れる(生徒が集まる)』『品質が悪い=売れない(生徒が集まらない)』
とは言いきれないのです。

 

どんなサービスも商品も、実際に購入してみるまでその違いはなかなかわかりません。
購入対象のなかに、圧倒的なシェアや長い実績、高い評判を得ている商品やサービスがあれば、
そちらに流れていく傾向があります。

 

しかし横並びのものが並んだ状態では、購入を決めるのは印象になります。

 

それは“良さそうか”“そうでないか”ということになります。
最終的な判断を決めるのは、やはり中身になることは間違いないです。

 

しかしそのお客さまに中身を判断してもらうためには、
『実際に手にとってもらう、レッスンを観てもらう』というステージに上がらなければいけません。

 

そのためには“良さそう”を見せる演出が必要になってきます。

 

それでは“良さそう”とは、どういったことをいうのでしょうか?

 

たとえば、教室に入会するときには入会した後のことを想像します。

 

英会話スクールに入会するときに、『英会話のレッスンを買う』のではなく、
『入会した後に変わっていく自分』を買っているのです。

 

この教室に入会したら、こんなふうになる、あんなふうになる・・・。

 

それだけのことを満たしてくれるのであれば、これくらいのお金は出さなければいけないだろう、
という金額が頭のなかに出てきます。 これを『期待値』といいます。

 

そして、5,000円くらいの価値があると思ったものが、5,000円以下であれば、
人は『安い』と感じます。

 

要するに、“良さそう”とは価格より期待値が上回っているときに起きることなのです。

 

そのためには、まずサービスの価格以上の期待を、お客さまに持ってもらうようにしていくことが
大切になります。

 

この期待値を上げる工夫をすることによって、教室に対するイメージも変わってくるはずです。
もしかすると、教室のレッスンをみる前に、お客さまはあなたの教室を選択肢から外しているかもしれません。

 

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