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『生徒集客バイブル』を読んでくださった先生へ。私の本が、あなたを苦しめていませんか?

私の書いた『生徒集客バイブル』という本は、おかげさまで多くの方に手に取っていただき、累計2万部近くまで広がりました。全国のスクール経営者の皆さんから「生徒が集まった」という嬉しいお声をいただき、本当に感謝しております。

でも、最近、胸が締め付けられるようなご相談をいただくことが増えました。

「本に書いてある通りにやって、生徒は増えました。でも、休みが全くなくなって、体力の限界です」 「スタッフもピリピリしていて、教室の雰囲気が悪くなってしまいました……」

これらの言葉を聞くたびに、私は本当に申し訳ない気持ちでいっぱいになります。 なぜなら、かつて「集客が何より大事だ」と本で説いた私自身が、結果として先生方を忙しさの地獄へ追い込んでしまったのではないか、と感じるからです。

世の中には「もっと集客しよう」と煽る情報があふれています。でも、ある程度採算が取れるだけの生徒さんがいるのなら、これ以上無理に生徒を増やすのは、もうやめませんか。

これ以上募集を頑張ることは、先生やスタッフの皆さんをさらにすり減らすことになってしまいます。私自身の過去の反省も含め、信頼するスクール運営の仲間たちと「どうしてこんな本末転倒が起きてしまうのか」を真剣に話し合いました。

偉そうな専門家としてではなく、同じスクール経営に携わる人間としての私たちの率直な声を、聞いていただけたら幸いです。

経営の現場を知る仲間たちとの対話

今回は、日々スクールの現場や数字の悩みに泥臭く向き合っている3人の仲間に集まってもらい、本音で話をしました。みんな、私の大切な相談相手です。

  • Aさん:スクールの業務効率化や、スタッフ育成を一緒に考える仲間
  • Bさん:長年スクールの現場で運営に携わってきたベテラン
  • Cさん:教室の数字やお金のやりくりを専門にみているアドバイザー
  • 私(佐藤):『生徒集客バイブル』著者

「売上が上がっているのに、なぜか苦しい」の正体

私(佐藤): 「皆さん、今日は集まっていただきありがとうございます。実は最近、胸が痛むことが多いのです。私の『集客バイブル』を読んで一生懸命生徒を集めてくれた先生たちが、いま非常に苦しまれています。採算は取れているはずなのに『もっと生徒を増やさなきゃ不安だ』と、皆さん集客ばかりに目を奪われてしまっています。私自身、集客の本を書いた当事者として、すごく責任を感じているのです。」

Aさん(運営効率化): 「先生、それは先生の本のせいだけではないですよ。でも、現場を見ていて本当にそう思います。皆さん『回らないのは生徒数が足りないから、もっと売上を上げて人を雇わなきゃ』って思い込んでしまうんですよね。でも実際は、生徒が多いからではなく、日々の連絡や出欠管理、振替の対応といったアナログな事務作業が多すぎて、全員の時間が奪われているだけのことが多いんです。」

Cさん(財務): 「数字で見ても、ある程度生徒がいる状態でさらに新規募集を頑張ると、広告費や体験レッスンのための人件費が想像以上に膨らみます。その一方で、忙しさのあまり既存の生徒さんのケアが疎かになって、ポロポロと辞めていってしまう。 これって、穴の空いたバケツに必死に水を注ぎ続けているようなものなんです。お金が残らないのは数が足りないからではなく、バケツの穴から少しずつ漏れてしまっているからなんですよね。」

Bさん(現場運営): 「ネットを見ると『インスタ集客』とか『満席』っていう言葉ばかりが目に入るから、経営者としては『うちもやらなきゃ』って焦っちゃうんですよね。でも、中身の仕組みが整っていないまま生徒数だけが増えると、今度はクレームの対応やスタッフの管理で、自分の首をさらに絞めることになります。」

今、本当に大切にするべきもの

私(佐藤): 「私はかつて、250教室、2万5千人の生徒が通う大きな英語スクールで運営を任されていた時期がありました。その時に痛感したのは、スクールを支えているのは派手な集客術ではなく、『誰が教室に立っても、生徒もスタッフも安心して過ごせる仕組み(システム化)』だったということです。 それを忘れて、外の新規募集ばかりに目を奪われてしまうのは、やっぱり本末転倒だと思うのです。」

私たちが話し合って気づいたのは、もし今、スクールが以下のような状態にあるなら、一旦「生徒募集」はお休みして、中を見直すサインだということです。

  • 自分や特定の先生しか教えられないクラスがある(属人化)
  • 入会してくれた生徒さんが、半年も経たずに辞めてしまうことが多い
  • 先生自身やスタッフの皆さんの笑顔が消え、疲れ果てている

Bさん(現場運営): 「特にスタッフが疲弊しているのは本当に危険です。スクールにとって一番大切な財産は、一緒に働いてくれる『先生やスタッフ』ですから。そこをすり減らしてまで生徒を増やすのは、本末転倒ですよね。」

Cさん(財務): 「今この段階にいるスクールは、新しい生徒を集めることよりも、今いる生徒さんとの時間を大切にすること、そして毎日の面倒な事務作業を少しでも減らす工夫をすることが先決です。中の風通しが良くなれば、生徒さんは長く通ってくれますし、自然と口コミで紹介も生まれます。無理な広告費を払わなくて済む分、手元にもちゃんとお金が残るようになります。」

最後に:あなたのスクールに足りないのは、本当に「生徒数」ですか?

「夢を目標に、目標を現実に!」 私が20年のコンサルタント人生の中で、ずっと大切にしてきた言葉です。

先生がこのスクールを立ち上げたときの夢は、毎日集客の数字に一喜一憂して、疲れ果てることではなかったはずです。

もし、今の生徒数で採算が取れているのなら、もう十分に合格ラインです。自分を責めたり、焦って外にばかり目を向けるのは、もうやめましょう。

今やるべきことは、外から新しく集めることではなく、今いる生徒さん、今いるスタッフ、そして何より先生ご自身の「ゆとり」を取り戻すことです。

もし、「集客を頑張るのにはもう疲れた」「もっと穏やかに、長く愛されるスクールにしていきたい」と少しでも思われたなら、一人で悩まずに、まずはその胸の内を私に聞かせてくれませんか。

かつて集客の本を書いた人間だからこそ、今度はあなたがその「集客の呪縛」からラクになるお手伝いをさせていただきたいのです。一緒に、少しずつ変えていきましょう。

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