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教室運営のヒント NO,3◆広告費3,000万円と5万円の効果

前回は、3,000万円の私なりの使い方をご説明しました。

 

そして1番大切なことは【1名入会する際のコストの把握】だということもご説明しました。

 

広告費は、実際使わなければ新規の生徒確保ができず、どんどん衰退していきます。

また、使えばその分経費増になって経営を圧迫することもあります。

 

たくさんの広告費が使えるだけ、安定した収入と利益があれば、何も問題ないかもしれませんが・・

しかしそれでも、しっかりと【1名入会する際のコストの把握】をせずに、湯水のように経費を使っていると、

後で痛い目をみることになりますので、気をつけましょう!

 

今回は、5万円の広告費の効果、使い方について触れていきます。

 

突然ですが、みなさんに質問です。みなさんは5万円の広告費があれば何に使いますか?

いろいろな使い方があると思います。
私が5万円を使ってした広告は・・何だと思います?

「えっ?求人?」

「う~ん、おしい!でも今回は違います。」

「雑誌?新聞?」

「もうちょっとですね。おしいです。」

 

「あっ!新聞折り込み!」そうです!その新聞折り込みをしました。
結構ありきたりでしたね。 それでは次に質問です。まだまだいきますよ。

5万円で何部折り込みができるでしょうか?

 

折り込みをやったことがある方であれば、すぐに分かると思います。

折り込みにかかる費用は、折り込み代、チラシ代、折り込みチラシの配送料(業者もしくは新聞店)

だいたいこのような内訳ではないでしょうか。

 

折り込み代ですが、地域にも差がありますが、1枚の折り込みをする手数料が2~3円くらいだと

思います。(もしかしたら東京とかもっと高いかもしれませんが・・)

 

それも、業者に任せるのと新聞配達のお店に直接やり取りするのでも、若干ですが金額に差が出てきます。

 

そしてチラシ代ですが、業者に任せると2色刷りでも3万枚の発注で、

だいたい1枚卖価2~3円はかかるのではないでしょうか。

 

さらに、4色刷りであれば同じ3万枚の発注で、1枚卖価は5円くらいまであがるのではないでしょうか。

 

もちろん紙質によりますが、普通くらいのものを使ったとして、

さらにデザイン、校正に関するものは自分で行ったとしてですが。

 

私の場合ですが、この5万円でだいたい15,000部の広告をしました。 1枚卖価が4円を切りますね。

 

また、折り込みに入れた“チラシ”は業者に依頼したものではなく、自分で作ったものでした。

今のパソコンはすばらしいです!

 

業者にチラシ作成を任せると、とても1枚卖価4円をきる折り込みをすることができません。

 

それでは、ここでまたまた質問です!

 

みなさんは、“チラシ”1枚にいくらの経費をかけますか?

この詳しいお話はまた別の機会にしますが、ケースバイケースで使い分ける必要があります。
今回の折り込みに関しては、実験の意味も含めて1枚卖価1円をきる“チラシ”を使用してみたわけです。

 

この1円をきる“チラシ”は大量発注して業者に任せたものでもありません。

前述どおり、自分で作ったものです。 しかも、紙は再生コピー用紙です。

ですから色も白色!色がつくと単価があがりますからね。

印刷はご存知かも知れませんが、コピー機ではありません。

 

“輪転機”を使用しました。(もちろんコピー機を使用すると、カウンター料金がかかってしまい、

とても1枚卖価1円をきることができません。)

 

今回最後の質問です!!

 

それでは、この【1枚卖価1円の“チラシ】でどのくらいの新規生徒が募集できたのでしょうか?
それは・・次回にご報告します。

 

 

【まとめ】

あなたなら5万円の広告費をどのように使いますか? 1名入会の卖価5,000円をきることができますか?

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