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2016.12.28
教室運営のヒント NO,179◆激化する子ども教育業界
激化する子ども教育業界
■子どもの習い事ランキングを
ご覧になった方も多いと思います。
特にスクールのメインターゲットが
子どもの場合、気にはなると思います。
現在、発表されているランキングは
いろいろとありますが、
ひとつご紹介していきますね。
■ケイコとマナブが発表したものですが、
お稽古事ランキング2015によると
1.水泳
2.英語・英会話
3.ピアノ
4.体操
5.学習塾・幼児教室
となっています。
参照 http://www.keikotomanabu.net/kids/ranking/
■近年、少子化と言われ、子どもをメインターゲットに
しているスクールも苦戦をしているところが多いです。
たとえば、2番になっている英語・英会話もそうです。
ランキング上位だからと言って、
どこの英会話スクールも生徒がいっぱいいるわけ
ではなく、苦戦しているところも多いのが現状です。
さらに、小学生の高学年になると
英会話スクールを卒業して、学習塾へ移動していく
生徒が多くみられます。
私が見る限り、英会話スクールの卒業時期は
中学年である、3,4年生です。
年少から通ってもらえている場合、
約6,7年通ってもらえるわけですから
また、新しい年少の生徒がはいてもらえれば
十分だという考えは今は昔です。
前述通り、少子化の影響もあり、
新しい生徒を確保することも簡単ではありません。
そのため、英会話スクールも生徒が中学年で
卒業をするのではなく、1年でも長く通って
もらえるように、工夫してきています。
■また、4番目に登場している学習塾も現在飽和状態であり、
衰退期に向かっています。
そのため、今まで中学年、高学年から入塾していた
子どもたちを少しでも多く、また少しでも低年齢から
入塾させれるような工夫をしています。
その工夫の一例が、英会話や理科実験などの
オプションのコンテンツです。
しかし、学習塾がオプションのコンテンツを導入して
相乗効果を発揮しているところはあまり多くありません。
また、英会話スクールが1年でも長く通ってもらえるように
と工夫している一例が、学習塾の併用です。
■私のお客さまには、
・学習塾で英会話スクールのコンテンツを持っているところ
・英会話スクールで学習塾を併用しているところ
の両方がみえます。
どちらも現在は順調に行っていますが、
今後の流れでは、英会話スクール>学習塾と
なりそうな気がします。
もちろん、英会話スクールで学習塾を併用できるところ
ばかりではありませんが、併用できるのであれば、
学習塾にとってはかなりの脅威だと思います。
激化する子ども教育業界ですが、
その中でスクールを存続させるためには
いろいろと工夫は必要になります。
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