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2017.2.9
教室運営のヒント NO,191◆お稽古・習い事サービス市場徹底調査2016年版
お稽古・習い事サービス市場徹底調査2016年版
■矢野経済研究所が、「お稽古・習い事サービス市場徹底調査」の
2016年を少し前ですが発表しましたね。
今回はその調査結果を見ていきたいと思います。
調査結果のサマリーは以下の通りです。
■2015 年度のお稽古・習い事市場規模は
前年度比0.3%減の1 兆9,699 億円
2015 年度のお稽古・習い事市場規模は、受講料ベースで、
前年度比0.3%減の1 兆9,699 億円であった。
9 分野の中で、子供向けが堅調な「スポーツ教室」、
ビジネス需要や幼児・子供向け教室の受講者が増えている
「外国語教室」、「料理教室」の3 分野で前年度を上回った。
■インターネットの無料動画配信サービスを用いた、
独学による習い事の経験者は約2 割
本調査に関連して実施した消費者アンケート調査によると、
インターネットの無料動画配信サービスを、教室等に通う
代わりに複数回利用し、独学をした経験がある人は全体の
19.2%となった。
そのうち、独学で実施した習い事の種類は、「語学・外国語」が
57.7%と過半以上を占めトップとなったが、次に「フィットネス
・スポーツ」21.6%、「音楽(楽器・唄)」17.3%で続き、
実際に体を動かしてコーチングを受ける要素の強いお稽古・
習い事においても、無料動画配信サービスを見て学ぶことでも
充分と考えるユーザー層が一定数は存在するという結果が得られた。
■「スポーツ教室」は、子供向けの教室が堅調に推移している。
子供の運動能力低下を背景とした健康増進や、スポーツを通じて礼儀、
協調性、社交性などを身につけることを目的とする保護者のニーズは
底堅い状況にある。
「外国語教室」に関しては、グローバル化の影響によりビジネス需要が
拡大していることや、幼児・子供向けでは、早期英語教育需要の高まり
から受講者が増加基調にある。
「料理教室」は、縮小基調が続いていたが、男性の参加者が増加している
ほか、インターネットの普及とスマートフォンの一般化により、多様な
受講スタイルに変化してきている。SNS など口コミによる生徒集客事例も
増えており、市場は微増に転じている。
■料理教室に関しては、男性の参加者による規模増となっていますが、
他のスポーツ教室や外国語教室は「子ども」がキーワードに
なっていますね。
スポーツ教室には、子どもの習い事NO,1の水泳もありますので、
身体を鍛えるというニーズは依然強いということですね。
また、動画配信サービスでの「フィットネス・スポーツ」の
受講者の割合が「語学・外国語」に次いで2番目と言うのは
興味深い結果ですね。
ただ、習い事も続けることが重要なので、どのように
継続をしてもらえるようにするのかは、課題にはなりますね。
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