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教室運営のヒント NO,197◆なぜ、英会話スクールを辞めたのか!

なぜ、英会話スクールを辞めたのか!

 

夜間の学校注意(スクールゾーン)夜間の学校注意(スクールゾーン)

 

■セミナーや初めての面談の時に
よく聞かれるのが、

 

「なぜ、そのスクールを辞めたのですか?」
と言うご質問です。

 

このご質問をいただくたびに、
疑問に思われるのはごもっともだと思います。

 

2年間で30教室、6,500名の生徒を
0から始めて、創ったスクールです。

 

ちょうど、代表を辞任したときには
35教室で7,500名以上のスクールにはなっていました。

 

そこまで立ち上げて、ここからと言う時に
辞めるという行為には、疑問を持たれて
当たり前だと思います。

 

 

■では、「なぜ?辞めたのか」
理由を探すといろいろなものが出てきますが、
一番は親会社との方針の違いです。

 

元々、私は名古屋に本社を構える、
子ども英会話を運営する会社に入社しました。

 

その会社は最盛期で25,000名の生徒数、
教室数250教室を誇る、中部地区最大手の
子ども英会話スクールでした。

 

その会社で役員をやっていましたが、
そもそも教材を販売して、
生徒を募集していたのですが、
その方法が時代にそぐわない、

 

その考えから、教材費なしの教室を
展開しようと、社内で別ブランドを立ち上げる
プロジェクトを開始しました。

 

そのプロジェクトから生まれた会社の
代表取締役となったことが、
スクールを創ったきっかけです。

 

 

■新たなスクールを立ち上げたのですが、

 

先程、お伝えした通り、
2年間で6,500名の生徒を集めることが
できたわけですから、

 

親会社の生徒募集のペースも凌駕し始めます。

 

そうなると、当然親会社も
できたばかりの会社ですが、
注目し始めますよね。

 

それだけ集めることができるのであれば、
もっと教室を創り、生徒を集めることに
資金を集中するようにと、

 

親会社からの指示も出てきました。

 

ただ、その中でも、
私自身の考えでは、

 

「内部充実」を強化していきたい、

 

お客さまが本当に喜んでもらえる教室にしたい

 

という思いがあり、

 

教室数を増やすことや
生徒を一気に増やすことより
資金を退会防止のために使いたいと
親会社に伝えました。

 

そうなんです、
この点が一番の方針の違いとなり
辞めるきっかけとなったのです。

 

釣った魚には餌を与えない、
親会社はもともと教材を販売して生徒を
増やしてきた経緯から、
生徒数は新規生徒を集めることで増やすという
売上至上主義。

 

この点にすれ違いができ、
私は会社を辞めることにしました。

 

「えっ!」と思われるかもしれませんが、
本当にこのことが大きな要因です。

 

 

■また、余談ですが、

 

「その立ち上げたスクールは今でもありますか?」

 

と言うご質問もいただくことがあります。

 

今年の春までは、実在はしました。
ただ、3月にある会社に吸収され、
今ではなくなってしまいました。

 

そのとき「栄枯盛衰」という言葉がよぎりました。

 

また、同時に自分が関わったスクールだけに
寂しさも感じました。

 

本当にあの時の「内部充実」を強化するという
自分の考えが正しかったのか、
スクールがなくなってしまった以上、
今では分からなくなってしまいました。

 

ただ、今、コンサルタントとして
私の考えに共感して、お客さまになっていただいている
各種スクールがその答えだという思いはあります。

 

 

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