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教室運営のヒント NO,199◆教育産業市場に関する調査

教育産業市場に関する調査

 

「夏休みの自由課題夏休みの自由課題」[モデル:ゆうき]のフリー写真素材

 

■矢野経済研究所が「教育産業白書 2016年版」を
発表しましたね。

 

結果を少しシェアしたいと思います。

 

【調査結果サマリー】

 

◆2015年度 教育産業全体市場(主要 12 分野計)は
前年度比 0.9%減の 2 兆 5,006 億円、
主要 12 分野のうち、市場拡大 5 分野、
横ばい 1 分野、市場縮小 6 分野に

 

◆2015年度 学習塾・予備校市場は前年度比 2.0%増の
9,570 億円、少子化による市場縮小が懸念されるものの、
前年度に続きプラス成長で推移

 

◆2015年度 英会話・語学学校市場は前年度比 1.0%増の
3,100 億円、ビジネスニーズ、子供の早期英語教育需要の
高まりを背景に市場は拡大基調

 

◆2015年度 企業向け研修サービス市場は前年度比 2.3%増の
4,970 億円、新人研修の需要が増加、定額制や低価格の
企業向け研修サービスの普及も進む

 

 

学習塾・予備校市場拡大の要因は、

 

・映像授業を組み合わせた学習サービスが堅調な集客を
継続させていること、

 

・小学校低学年層の生徒開拓が活発化していること、

 

・授業料の値上げを実施する事業者が散見されていること、

 

・通信教育講座退会者の受け皿としての需要が発生していること

 

などが挙げられる。

 

 

英会話・語学学校市場拡大の要因は、

 

・ビジネスニーズを目的とする入会者の増加を背景に堅調に推移

 

・幼児・子供向け外国語教室は、小学校における英語活動の必修化と
早期英語教育需要の高まっている

 

とされています。

 

 

学習塾・予備校市場は、

 

「集団指導」から「個別指導」へ
さらに「自立型指導」と変化していますね。

 

労働集約型であるため、講師の確保が
生徒数を増やすためには必要不可欠になります。

 

ただ、その講師確保もますます難しくなってきているため、
「自立型指導」という形式を取り始めてきていますが、
この形式にはどうしても限界を感じてしまいます。

 

英会話・語学学校でも同じことが言えますが、

 

1対多数の場合、どうしても教える能力以外に
クラスをまとめるハンドリング能力が
必要になってきます。

 

ハンドリング能力を身に付けるためには
どうしても経験値が必要となります。

 

この辺りの課題をどのように克服していくか、
ポイントになると思います。

 

また、英会話スクールの塾化も見逃せません。

 

今まで高学年になると塾移行していた生徒を
少しでも長く通ってもらえるようにするため
英会話スクールが塾化をしてきています。

 

現状、少子化は進んでいます。

 

市場はより激化すると思われます。

 

【出典】教育産業市場に関する調査より

 

 

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