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教室運営のヒント NO,211◆ビジネス本ばかりに頼らない!

ビジネス本ばかりに頼らない!

 

 

 

 

 

 

■このメルマガでも度々、紹介している
「ブルー・オーシャン戦略」。

 

既存のサービスに改良を加え、既存市場で勝負し、
競争で勝ち抜くことで存続が決まる
レッド・オーシャン。

 

対して競争のない未開拓市場を切り開いていくのが
ブルー・オーシャン。

 

では、競争のない未開拓市場を!と言われても
非常に難しいと思います。

 

既存のサービスは、競合も多いですが、
すでにニーズもあり、やり方も確立されていて
参入しやすいものです。

 

競合がいないということは、ニーズは?
と言う考えも出てくるでしょう。

 

 

■たとえば、競合がいない地域にスクールを
出店してみるとどうでしょうか。

 

競合がいないので、お客さまはすべて
自分のスクールに来てくれるでしょうか。

 

逆にそんなに簡単であれば、
大手スクールが教室を立ち上げているはずです。

 

対象となるお客さまが極端に少なく
そこでスクールを維持することが難しいと
大手スクールも判断したうえで
教室を立ち上げていないことがあります。

 

では、そういった場所でもスクールが
できるのかと言うと、

 

「YES」でもあり「NO」でもあります。

 

大手にはできないけど、中小や個人ではできる
低コスト化があります。

 

 

■これは私が行った実例です。

 

まだ、ブルー・オーシャン戦略と言うものが
日本でも紹介されていないとき。

 

大手スクールや同業他スクールが
できないことをやってみる。

 

そこで、考え出したことの一つが。
低価格路線です。

 

低価格路線、子ども英会話スクールの
平均月謝が10,000円前後と言われる中、
半分以下の4,000円にすること。

 

これはロウアークラスと言われる
世帯年収300万円以下の所得層を
ターゲットにするためでした。

 

ほとんどの同業他スクールは、
世帯年収500万円以上であるミドルクラス以上を
ターゲットにしていたためです。

 

 

■授業料の未納率を高くしたくない

 

すんなりと授業料をもらいたい

 

これはどこのスクールも考えることです。

 

そこで、
あえて他スクールが対象としない
未納率が高くなる可能性がある
ロウアークラスをメインターゲットにし
ブルー・オーシャンを創り出しました。

 

ビジネス本とかを見ると、
ブルー・オーシャンは難しく思えてしまいます。

 

私もビジネス本を読みますが、
あまり難しく考える必要はないと思います。

 

事実、私がスクールを経営しているころは
ビジネス本は一切読んだことがありませんでした。

 

理論と現実や実務は違うと思います。

 

もしかすると、ブルー・オーシャンに対する
私の解釈が違うという反論もあるかもしれません。

 

しかし、私は

 

「他がやっていないことを突き詰める!」

 

ことがブルー・オーシャンになるように思えます。

 

いかに理論や戦略論に詳しくても、
現実や実務に合わないものであれば
机上の空論となります。

 

本ばかりに向き合う前に、現場と向き合うことで
理論ではない実務的な方法が出てくると思いますよ。

 

 

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