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教室運営のヒント NO,18◆宣伝広告の方法 その1

スクールを運営していくうえで、『集客』は絶対必要条件になります。

 

それでは、その『集客』をどのようにするのか。どこの教室も頭を悩ませていることです。

 

『集客』は、何もしなければできません。そのため、宣伝をしていきます。

 

しかし業種を問わず業績が悪くなると、多くが「リストラ」を行います。

 

無駄な経費を削減して、売上が落ちても利益を確保するという考え方は間違っていません。

 

しかし経費のなかには、削ってよいものといけないものがあります。
その削っていけない経費の代表が宣伝広告費です。

 

なぜなら、それは売上の原資になるからです。

 

よくスクール経営上での宣伝広告費の目安は、粗利益の10~15%とされていますが、
実際はもっと多くの宣伝広告費を必要としているスクールがあるのではないでしょうか。

 

今回は、まず宣伝広告のやり方と特性について触れてみます。

 

ただ宣伝広告といっても、

 

・ホームページ
・テレビCM
・雑誌掲載
・看板
・電車の中吊り広告
・新聞
・DM
・チラシ

 

等々いろいろな方法があります。

 

これらの宣伝広告のやり方は4つに分けて考える必要があります。

 

◆大規模(無差別的):即効性の効果
◆大規模(無差別的):長期的な効果
◆小規模(個別的):即効性の効果
◆小規模(個別的):長期的な効果

 

それでは、この4つの区分に代表的な宣伝広告方法を加えていきます。

 

◆大規模(無差別的):即効性の効果
(1) チラシ・新聞・フリーペーパー・雑誌広告

 

◆大規模(無差別的):長期的な効果
(2) テレビCM・ラジオCM・看板広告・イベント

 

◆小規模(個別的):即効性の効果
(3) DM・ポスティング・キャンペーン

 

◆小規模(個別的):長期的な効果
(4) サンキューレター・アンケート調査

 

このようになります。 短期的に多くの売上を上げるためには、(1)が有効的です。
しかしかなりの経費がかかります。

 

獲得して顧客を固定化するためには、(3)(4)が有効的です。
イメージ戦略をするには、(2)が有効的です。

 

宣伝広告も戦略的に行わなければいけません。
まず、今の教室の状況を考え、どのような宣伝広告を行っていくのかを考えなければいけません。

 

今すぐに、大量の生徒を確保したいからといって、むやみやたらと新聞広告や雑誌広告に
掲載しても思ったような結果はなかなかでません。

 

そして残るのは、莫大に掛かった宣伝広告費の支払・・ このようなことになると、
教室経営事態が危うくなります。

 

ですから、今の教室の財務状況を含め考えなければいけません。

このことを踏まえて、次回から事例を基に宣伝広告方法に触れていきます。

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