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教室運営のヒント NO,297◆ファン客がモンスター化するとき

ファン客がモンスター化するとき

 

「炎上対応に追われる企業アカウントの中の人」[モデル:よたか]

 

 

■飲食業などでは、

 

新規客→リピーター客→ファン客

 

このようにお客さまを育てていきます。

 

スクールビジネスもサービス業であるため、
スクールのことを好きでいてくれるお客さまを
作り出していくことは同様に必要なことです。

 

ただ、スクールビジネスにはリピーター客と言う概念が
あまりありません。

 

契約自体は月謝制であっても月単位になりますが、
ある程度の期間は継続してもらえるという認識が強いです。

 

あなたのスクールのお客さま在籍年数はどのくらいでしょうか。

 

成人をターゲットにしている場合、
平均して1年から2年が目安になります。

 

子どもをターゲットにしている場合、
平均して3年から5年程度が目安になります。

 

これは会員制ビジネスと言われるスクールビジネスの特徴で
一度入会するとリピーター客になってくれます。

 

 

■しかし、いくらリピーター客になってくれたからと言って
何もしなければ、短期間で退会と言う結果になることも
あります。

 

また、リピーター客と言う認識を持たなければ
そこからファン客と言う、スクールを好きでいてくれる
お客さまを作ることはできません。

 

あなたのスクールにファン客はどのくらいいますか?

 

簡単な目安として、

 

・友達紹介をしてくれるお客さま

・こちらのお願いを聞いてくれるお客さま

 

がファン客になっているか、その予備軍です。

 

 

■こういったお客さまがいるスクールは、
繁栄する可能性があるスクールです。

 

ファン客を多く作ることがスクールにとって
本来、メリットになるのですが、、、

 

実はファン客を多く作れるスクールほど、
ファン客がモンスター化することがあります。

 

モンスター化?と言われてもどういったことか
分からないかもしれませんね。

 

たとえば、

 

・自分を特別扱いするように言ってくる

・スクール経営に口を出してくる

・我儘を言ってくる

 

など、見返りを求めてくるようになることです。

 

少し業界は違いますが、アイドルやタレントに
ファンが見返りを求めることに似ています。

 

 

■この現象はスクール経営者との距離が
近くに感じられるようになると起こりやすくなります。

 

最初は私が何とかしなければという奉仕の気持ちが
このスクールは私がいないとダメかもしれないと
思われると、黄色信号です。

 

ファン客を多く作ることができるスクール経営者や講師は
本当にいい方ばかりで、理念やレッスンスキルは高い方が
多いです。

 

しかし、経営と言うことに限って言えば、素人に近い方が
多いように思われます。

 

できることとできないことをはっきり言うこと。

 

距離を近づけたとしても、こちらでコントロールできる
距離感を保つこと。

 

この線引きがうまくできないと、せっかくのファン客が
モンスター化することがあります。

 

 

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