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教室運営のヒント NO,315◆先が見えない業界とは

先が見えない業界とは

 

「青空と雲(地平線)」の写真

 

■私は会計事務所にも所属しているので
スクール業界以外の様々な業界を見ています。

 

私自身、ビジネス、商売が好きなので、

 

うまくいっている会社やうまくいっている業界
うまくいっていない会社やうまくいっていない業界

 

が、どうしてそのような状況になっているかを
ある意味、趣味のように見ています。

 

うまくいっていない業界の特徴として挙げるとすれば、
本当に人が育っていません。

 

その業界で、今後も生きていこうと考える人がいなければ
業界自体が縮小傾向になるのは当然のことです。

 

 

■これは会社でもいえることですが、
人が育たないことは、今後会社の中核となる人材が
いなくなることを意味します。

 

特に人が育たないのは、その環境が大きく影響していると
思っています。

 

たとえば、労働条件です。

 

スクール経営状態が厳しいと、スタッフの労働条件は
必然的に過酷になってきます。

 

平均に比べ、安い給与や報酬。サービス残業。

 

それでも、この業界で頑張っていこうと考えている
スタッフであれば、耐える人もいるかもしれません。

 

もし、心当たりがある方で経営者の方であれば
よく考えられた方がいいと思います。

 

 

■スタッフの厚意に甘えているようでは、経営状況は
改善されません。

 

業界自体が、価格競争に突入している場合、
レッスン料が安価になり、必要な人件費を出せない
そのため、スタッフへ満足な報酬を出すことができない

 

と、もし考えられているのであれば、
それは、経営自体を改善しようとしていない、
もしくは、負の流れに身を任せている状態だと
気づく必要があります。

 

そのままでは、スタッフは離職してしまいます。

 

同業界にとどまってくれればいいのですが、
先が見えずに、他業界に転職するようであれば、
業界自体が縮小する可能性がでます。

 

 

■会社とすれば、いかに経費削減をするかを検討するのは
経営上、当然のことだと思います。

 

しかし、削減をしてしまうと、あとで経営上問題が出る
経費もあることは認識しておかなければいけません。

 

また、業界自体縮小は会社にとって決して良いことでは
ないはずです。

 

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