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教室運営のヒント NO,45◆看板の必要性《教室の存在を示す》

あなたの教室には看板はありますか?

 

そう、今回は看板についてお話したいと思います。

 

私も以前、英会話スクールを運営している会社を経営しているころ、
教室を開講する際に、必ず市場調査をしていきました。

 

そのときに、最初に行うのが他教室の存在確認でした。

 

他教室の生徒状況や対象年齢、授業料、システムなどをできる限り調べていきます。

 

もちろんその調べるときには、いろいろな方法を使います。
ネットもそうですが、やはり自教室付近を歩くということがあります。

 

ただ、そのときにいつも思っていたことがありました。
それは、個人経営の英会話スクールを見つけることがかなり困難であったということです。

 

先ほどお話したとおり、まずネットで調べますが、
HPを開設している教室は個人ではまだまだ少ないです。

 

もしくは開設をしていても、SEO対策がなされていないためヤフーやグーグルなどの
検索エンジンに出てきません。

 

そのためHPを探すより、インターネットタウンページなどで住所を
検索していくことになります。

 

また歩いて看板を見つけて、他の英会話スクールを見つけていくわけです。

 

しかし自宅で行っているためか、なかなか看板を見つけることも難しいときがあります。

 

また看板はあるのですが、分かりにくい場合も多々ありました。
最終的には、生徒の親御さんに情報収集をしてもらうことにより、
所在を確認したことも多くありました。

 

そのときは、他教室の状況を確認するために行っていた作業でしかありませんでしたが、
今教室運営のコンサルティングをしていると、これはあまりよくないことだと思っています。

 

それは、どういうことかと言いますと、私は他教室の状況を調べるための作業とはいえ、
かなり真剣に手間をかけて他の教室の存在を確認していきました。

 

ネットで調べたり、歩いて調べたり、さらに生徒の親御さんに情報収集を
してもらって個人の教室の存在を確認したわけです。

 

これは必要な作業であったため、真剣に手間をかけて行ったのですが・・

 

それでは、子どもに英語を考えている親御さんや、
英語を習おうと考えている学生や社会人の人たちがここまで手間を
かけて調べるかどうかです。

 

たとえば、教室名を知っていてどうしてもその教室に入会したいと考えているならば、
調べるかもしれません。

 

しかし普通であれば、私が行ったことまではほとんど行わないと思います。

 

その前に他の英会話スクールが、その人たちの目の前にたくさん出てくるからです。

 

そして目の前にでてきた英会話スクールのなかから入会を考えていくことでしょう。

 

もしかしたら、あなたの教室は存在さえ知られずに英語を必要として、
英語を学ぼうと考えている人たちの教室選びの土俵にすらのっていない
可能性があるのです。

 

そのためにも消費者に「ここに英会話スクールがあるよ!」と
存在をアピールする必要があるわけです。

 

これは、私自身も実感したことですが、消費者はこちらが思っているより
教室のことを知りません。

 

実際に私の教室も知られていないことがありました。

 

それもすぐ隣のマンションに住んでいる対象者に知られていなかったのです。

 

看板があれば、確実に大丈夫というわけではありませんが、
それでもまず看板等で教室の場所を認識させることが最低限必要だと思います。

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