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教室運営のヒント NO,353◆マルチタスクは効率が悪い?

「複数端末を同時充電中」の写真

 

 

■スクールを経営していると、良いことも悪いことも
いろいろなことが起こります。

 

それらが順番に起きてくれればいいのですが、
そこまでうまく行くことはありません。

 

良いことも悪いことも、まとまってくることが
往々にしてあります。

 

普段であれば、冷静に対応できることも
まとまってくることにより、
優先順位をつけることができず、
困ってしまうことがあります。

 

同時期に多くのタスクが来ると、
複数の仕事をこなす「マルチタスク」を
行うことになるのでしょう。

 

 

■「マルチタスク能力がある人ほど優れる。」と
思われるかもしれません。

 

しかし、実はマルチタスク能力は必ずしも賞賛されるもの
ではなく、むしろ避けるべきものだったのです。

 

マネジメントやネットワーキングの専門家である
デボラ・ザック氏などによる脳機能に関する最近の研究によると

 

彼ら・彼女らはPriorityを決めた上で眼前の一つの作業に集中し、
それを順番にこなすこと(タスク・スイッチング)に長けている
に過ぎない、とのことです。

 

そもそも、人間の脳はコンピュータとは異なっており、
同時並行で処理する作業の数が増えれば、
その処理能力は格段に低下してしまいます。

 

 

■タスク・スイッチングをすると、生産性は一般的に
約4割も低下するとのことです。

 

さらに脳のオーバーロードを引き起こし、
脳内の灰白質を収縮させてしまうリスクも高まるそうです。

 

認知症の原因となる可能性すら否定できません。

 

基本的に人間の脳は、一度に一つのことにしか集中できない
特性を持っています。

 

米国マサチューセッツ工科大学(MIT)の神経科学の
権威アール・ミラー氏も、人間の脳はマルチタスク能力を
上手く発揮するような構造になっていない、
という主旨のコメントをされています。

 

 

■私自身も複数のことを同時にこなすことがすごいと
考えていた一人でした。

 

しかし、実際は生産性を下げているようです。

 

確かに同時進行して、常にいろいろなことを考えていると
意識が散漫となり、作業が進みにくいこともあります。

 

たとえ、目の前に大量のタスクがあったとしても
優先順位をつけ、一つ一つこなしていくことが良いですね。

 

 

もし、その道にお悩みであれば、私と一緒に道を作りましょう。
問合せフォームの入力がお手間であれば、直接メールで
お送りください、お待ちしております。

 

info@no-border.com

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