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第6波でも「休校希望」4割以下、オンラインの需要

新型コロナウイルス感染拡大が心配されるものの、6割以上の保護者は休校を希望しないことが、イー・ラーニング研究所の調査で明らかになった。また、休校時の対策として、オンライン学習の環境整備とコンテンツ増加を希望する声が多かった。

 

 

「2021年:休校並びに学校の対策に関する意識調査」は、2021年9月3日~9月28日、全国の20代~50代の子供がいる親(男女)計199人を対象に、紙回答で実施した。

 

 

「新型コロナウイルス感染拡大が心配される中で、休校を希望するか」を聞いたところ、66%が「いいえ」と回答し、休校を希望しない家庭のほうが多かった。また、「今後の休校措置への不安はあるか」には、73%が「はい」と回答し、休校措置に対して不安を持つ家庭が多かった。

 

 

「休校となる場合は、家庭でどんな工夫をするべきだと思うか」という質問には、「学習環境の整備」との回答が8割以上でもっとも多く、「コミュニケーションの活性化」「子供のメンタルケア」「勉強以外の学びの機会提供」の回答も半数以上からあがった。

 

 

「休校となる場合は、学校にどんな対策を求めるか」では、「オンライン学習コンテンツの増加」をあげる人がもっとも多く、「Wi-Fiなどのオンライン学習環境の整備」「オンライン学習のリテラシー向上」「子供との密なコミュニケーション」が続く。オンライン学習コンテンツの充実を求めるとともに、ストレスなくオンライン学習ができる環境の整備が必要と考えていることがうかがえる。

 

 

「休校が実施された際に、宿題などを増やしたほうがいいと思うか」については、「はい(増やす)」と回答したのは40%に留まった。

 

 

「宿題はオンラインと紙のどちらの方がいいか」では、「オンラインと紙の併用」を希望する声が70%ともっとも多く、「紙のみ」の回答は1%だった。オンライン学習の普及とともに、宿題においてもオンライン利用を求める声が増えていることがわかった。

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