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教室運営のヒント NO,58◆情報提供の大切さ

生徒募集に必要な要素のなかに、『教室を知ってもらう』ということがあります。
要するに宣伝ですね。

 

消費者に教室を知ってもらわなければ、いざ消費者が英語を習おうと思ったときに、
教室を選ぶという行動になると思いますが、その教室選びのという選択のなかにも
入ることができません。

 

もちろんそうなれば、どれだけすばらしいレッスンカリキュラムを持っていて、
レッスンに自信があっても、誰もそのことを分からずに、
自慢のレッスンを教える生徒は来ることはありません。

 

現在、英会話業界はコンプレックス産業といわれ、多くの日本人は英語を話せるように
なりたいと考えています。

 

そして今後、業界の市場規模も拡大していくなか、ただ知られていないだけで、
教室選択の土俵にすら乗ることができないのは、非常にもったいないことだと思います。

 

そこでまず必要なことが、『教室を知ってもらう』ということですが、
もちろん多くの教室は知ってもらうために、いろいろな努力をしているはずです。

 

その一般的な方法として、マス媒体、新聞折込みや雑誌への広告による告知を
行っている場合が多いのではないでしょうか。

 

しかし新聞折込みや雑誌広告を出しても、問合せの電話も鳴らず、
反応もなければ本当に自分の教室の広告を見てもらえているのだろうか。
と悩んでしまうこともあると思います。

 

教室を知ってもらうために、または体験レッスンに参加してもらうために、
いろいろな方法で告知をしていくわけですが、今回は、その告知する内容を
少し変えて考えてみたいと思います。

 

少し変えるといっても、どのようにするのかと言いますと、ずばり『情報提供』を行っていくのです。

 

もちろんいつもは教室の情報を載せたものを告知していると思いますが、
今回の『情報提供』は教室の情報だけではなく英語教育に関する情報の提供になります。

 

たとえば、“小さなお子さんがいるお母さんへこういった英語学習の方法があります”とか、
お役立ち情報ですね。

 

いつも教室で使っている教材や学習方法をお役立ち情報として、公開していくのです。

 

大手英会話スクールを含め教室の告知の多くは、教室のPRや体験レッスンの案内ですよね。
そこで、あえて教室の学習方法を公開して告知の差別化を図るわけです。

 

いつもは体験レッスンの案内ばかりで、もしかしたらうんざりしている消費者も、
“こういった英語学習方法がありますよ♪”というものであれば、興味をもつのではないでしょうか。

 

さらに教室の外面だけではなく、内面も知ってもらうことができるので、安心感が出てくるはずです。

 

またこういった情報提供を継続的に行うことにより、

消費者には『返報性のルール』という心理が出てきます。

 

返報性のルールは、簡単に言えば相手に何かしてもらったら、
こちらも同じようなことでお返しをしなければいけないと感じる心理のことです。

 

こういった情報は、レッスンのやり方など企業秘密な部分があるかもしれませんのが、
公開できる部分と分けて検討することもできると思います。

 

新聞折込みや雑誌広告などで、反応がなければ、やはり告知方法や告知内容を変更する必要はあります。
常に目的意識を持った告知をしていかなければ、時間もお金も浪費してしまいます。

 

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