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教室運営のヒント NO,70◆地域密着型の戦略

あなたは、イメージ戦略といえばどのような方法を思い浮かべますか?

 

やはり一番はテレビCMでしょうね。
莫大な宣伝広告費を投入して行われているテレビCM。

 

レスポンス広告ではないため、その広告によってを見ることができないものなのですが、
大手は経費を投入します。

 

それはなぜでしょう。 その理由は、『情報量の法則』によるものです。
『情報量の法則』とは、人は情報が多いほど安心するという法則です。

 

たとえば、チョコレート。ひとつは有名メーカーのもの。もうひとつは無名メーカーのもの。
同じ金額であればどちらを選びますか?

 

これと同じことが英会話スクール選びにもおきます。

 

そのため、大手英会話スクールの集客力が高いのは、個人英会話スクールと比較した場合に、
消費者が大手英会話スクールの情報量をより多く持っているからということになります。

 

他のエリアの同じ教室を見たことがある、あちこちで看板を見たことがある、友人が通っている、
広告をよく目にするなど、情報量が多いのです。

 

教室の絶対数が多いのですから、当然、消費者との接点が増え、消費者に伝わる情報が多くなります。

 

たとえ、レッスンや接客がそれほど良くなくても「情報が多い=安心」と脳が自動的に働き、
消費者は安心するのです。

 

レッスン内容がよい個人英会話スクールが必ずしも儲からない理由はここにあります。

 

商品力が高くても情報戦争に負けてしまうと、競争には勝てないのです。

 

情報量と安心感は比例し、安心感と集客力も比例します。
だから、より多くの情報を消費者に伝える企業は集客力が高くなります。

 

内容も重要ですが、絶対量も重要なのです。

 

そこで、今回は中小・個人の教室でも十分に消費者に情報量を提供できる方法をお伝えします。

 

イメージ戦略は大手の特権ではありません。
やり方次第では、中小や個人の教室でも可能です。 ぜひそのことを理解していただきたいと思います。

 

そのためには、まず地域密着型の方法を取っていってください。

 

その地域で対象のお客さまのうち2割の方が在籍されるようになれば、
その教室は長期にわたり繁栄します。これがマーケティングでいう2割の論理になります。

 

2割の人が、同じことを言い出すと、それはみんな言っているということをいいます。
これが2割の論理です。

 

たとえば、小学校全校生徒の2割でなくてもいいのです。

 

1クラスの2割であっても。もし、全校生徒の2割がすべて教室に通ってくることになったら、
その時点で満席になってしまいます。

 

幼稚園にしても、保育園にしても1クラスでもいいのです。

 

この点を理解していくことにより、イメージ戦略ができていきます。

 

それでは、次回は私が行ったイメージ戦略についてお伝えしていきたいと思います。

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