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教室運営のヒント NO,75◆決定権者はだれ?

多くのスクールは宣伝広告活動により、問合せがあった場合、教室まで来てもらい、
体験レッスンをして入会を検討してもらっていると思います。

 

そこで体験レッスンを行ったら、クロージングを行いますが、ここで大切なことは、
最初に『誰が決定権者であるのか』ということを把握することになります。

 

実はこのことをあまり把握していない場合が多いように思われます。

 

それでは決定権者は一体誰になるのでしょうか?

 

成人クラスでのクロージングであれば、もちろん体験レッスンを受けた本人になります。

 

それでは、子どもの場合は誰になるでしょうか?

 

お母さんでしょうか?
それとも体験レッスンを受けたお子さん?
またはお父さん?

 

この点を間違えてしまうと、クロージングの契約率はあがることはありません。

 

この答えは、以前、ご紹介したアンケートからわかります。

 

▼習い事を決めるのは「母親」「本人」「お子さまが習い事を始めたきっかけ
は何ですか?」の質問では「母親が薦めた」が最も多く40.9%で、
「子どもが習いたいと言った」が36.6%です。

 

学年があがると子ども本人の意向が強くなる傾向にあります。

 

ちなみに「友達に誘われた」は10.7%です。

 

このように入会の決定権者は、「本人」と「お母さん」ということが分かります。

 

またお父さんが決めると答えたのは7.6%で、
入会説明時にお父さんが相談する場合は、断り文句であることが多いことが
分かると思います。

 

さらに、いかに『子どもが楽しい!やりたい!』というレッスンをできるかどうかが
ポイントになることも分かります。

 

要するに教室の説明を必至にお母さんに説明しているだけでは不十分で
あるということです。

 

確かに、お母さんには授業料というお金を払ってもらわなければいけません。

 

そのためしっかりと教室の考えや方針を理解してもらおうとすることは
間違いではありません。

 

しかし実際に通う子どもを無視したクロージングでは契約率があがることはありません。

 

この点を参考にクロージングを考えてみてはいかがでしょうか。

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