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教室運営のヒント NO,78◆『知っている』から『認知』へ

教室の生徒募集で消費者に知ってもらうということは大切な要因のひとつになります。

 

それは、いざ英語を習おうとしたときにその教室のことを知らなければ、
教室選択の土俵にすら乗ることができないからです。

 

また人は、物事を決める際に、『情報量』の多いものに対し安心感を持ち、
決めていくという『情報量の法則』もあります。

 

そのため教室のことを消費者が、知っていることというは、生徒募集には不可欠なことに
なるわけです。

 

しかし認知度を上げたいからといって、むやみに宣伝広告活動で、
新聞折り込みみや雑誌広告を出しても効果がいつもあるわけではありません。

 

単に教室を知ってもらいたいということであれば、
たとえば、『駅前で教室の名前をメガホンで叫び続ける』
『住宅地で教室の名前を宣伝カーで言い続ける』という方法でかなり消費者に
知られることができます。

 

このようなお話をすると、「そんなことはできない!」と反論の声も聞こえてきそうですが、
これは、たとえばの話で、単に教室を知ってもらいたいと考える場合のときです。

 

しかし単に教室を知ってもらったからといって、それが生徒増加につながるかといったら、
そうではありません。

 

『単に教室を知ってもらうこと』と『教室を認知してもらうこと』は、似ているようで、
実はかなり意味合いが違ってきます。

 

もう少し詳しく説明します。

 

それはたとえば、スナック菓子を例に考えてみましょう。

 

スーパーでもコンビニでも構わないのですが、ポテトチップスが並んで売っています。

 

1つはよく知っている、さらに味もおいしいと知っているポテトチップス。
もう1つはこれもよく見かけるけど、一度も食べたことのないポテトチップス。

 

それでは、価格が同じであれば消費者はどちらを選ぶ割合が高いでしょうか?

 

これが『ただ知っている』と『認知している』との差です。

 

それでは、よく見かけるけど食べたことのないポテトチップスですが、
どうすれば認知してもらえるのでしょうか。

 

それは味に自信があれば、一度でもいいから食べてもらい、その味をわかってもらうことです。

 

その方法として、ただ安く売り始めるのではなく、たとえば、試食でもして
もらい、その味をその場で確かめてもらうことです。

 

そうすると、よく見かける(ただ知っている)から味もおいしい(認知している)に変わるわけです。

 

この他にも考えられることはあります。

 

それは実際にあなたであれば、どんなときにその知っているだけのポテトチップスを手に取りますか?

 

『興味をそそる味付けだったから?』
『やはり価格ですか?』
『それとも誰かがおいしそうに食べていたから?』

 

これは教室経営でも同じことが言えます。 ぜひ一度考えてみてください。

 

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