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教室運営のヒント NO,79◆チラシでは『イメージを売る』

営業ノウハウに【ホイラーの公式】というものがあります。

 

これは、アメリカの経営アドバイザー エルマー・ホイラー(Elmer Wheeler)が
1937年の自著『ホイラーの法則』で表したマーケティング、
販売のノウハウのことです。

 

そしてそれは第一条から第五条まであります。

 

その第一条に『ステーキを売るな、シズルを売れ』という公式があります。

 

このシズルとはステーキをジュージューと焼く、あの音のことです。

 

つまりセールスでいうなら売込みの最大のセールスポイントのことになります。

 

たとえば、うなぎの蒲焼なら、あのたれの焼ける匂いのであり、
お客さまが重要だと思うことになります。

 

つまり商品そのものの機能よりも、それを購入または使用することによって
得られるメリットを感情的に表現することになります。

 

この公式はスクール関連のチラシ作成にも当てはまります。

 

スクールの商品は、レッスンであり講師になります。

 

物販のように商品を「これです!」というように写真で表すことは難しくなります。

 

そのため、どのようにして表しきれない商品を消費者にうまく伝えていくのかと
いうことが重要になります。

 

特にスクールの商品であるレッスンは、実際に受けてみないとわかりません。

 

さらに、消費者はスクール選びをする際、そのスクールが「よい」か「悪い」かではなく、
「良さそう」か「悪そう」かで決めていきます。

 

たとえば、「子どもも大丈夫そう」「何とか通えそう」「何か楽しそう」
「何とかできそう」このように、最後に「そう」がついてきます。

 

そしてこれらのもとになるのが、そのスクールから受けるイメージになるのです。

 

そのイメージとは、たとえば実際に消費者がスクールに通ったとき、
どうなるのかと言うことです。

 

消費者は必ずスクールに通っている未来の自分をイメージしていきます。

 

そのイメージが具体的であればあるほど、そのイメージが自分のとってよいもので
あればあるほど、興味がわいてくるようになります。

 

そのため、チラシではスクールを売り込むのではなく、
スクールのイメージを消費者にわかるようすれば反応率があがってきます。

 

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