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教室運営のヒント NO,80◆チラシに関する勘違い

良いチラシとは、いったいどういったチラシなのでしょうか?

 

「デザインのきれいなチラシ?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

 

確かに、デザインがきれいで見た目の良いものは、チラシとして良さそうにも思えます。

 

特に高いデザイン料を支払って作ったチラシは、大手企業などが作っている
チラシのように良い感じがします。

 

いわゆる『安心感』を与えてくれるのでしょう。

 

それでは、やはり『良いチラシ=きれいなチラシ』なのでしょうか?

 

その答えは、実はチラシの目的によって変わってきます。

 

たとえば、もしあなたがチラシで問合せを求めるのであれば、
きれいだけでは充分な条件を満たしません。

 

また大手企業のチラシや広告は、非常にデザインされ、きれいですが、
問合せを求めるためには作られていません。

 

概してきれいな大手企業のチラシは、問合せを求めるような訴求内容が含まれていません。

 

要するにきれいなチラシは反応率の良いチラシにはならない可能性があるということです。

 

もし問合せを求めているのに、それと同じようなチラシを作ったとすれば、
もちろんのこと問合せは来ませんので、良いチラシではなくなります。

 

もし問合せが来るチラシを良いチラシと考えるのであれば、
それは多少不恰好でもそれに特化したものになります。

 

たとえば、

▼配色バランスは完璧だけど、問合せ先は小さく、他教室との
差別化も書かれていないきれいなチラシ

 

▼配色や字体のバランスが悪いけど、他教室との差別かもはっきりとわかり、
問合せ先も大きくわかる不恰好なチラシ

 

あなたならどちらを選びますか?

 

少し極端に思われるかもしれません。
もちろん私はきれいなチラシを否定するつもりはありません。

 

しかし見た目を良くしようとして、配色や字体、字数のバランスにこだわり
イメージ写真だけのチラシで、目立つことができるでしょうか?

 

必要なことは、チラシを作成する人の自己満足ではなく
そのチラシが出す結果ではないでしょうか。

 

私が考える『良いチラシ』は、多少不恰好でも、反応率のあるチラシです。

 

あなたはいかがでしょうか。

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