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教室運営のヒント NO,101◆人口が多いほうが生徒募集はやりやすい?

「教室を開校するなら人口が多いところがいい」

「人が多いところのほうが生徒は集めやすい」

「商圏はできる限り広くしたほうが、対象者も増えるからいい」

 

このように思われている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
きっとかなりの方がそう思っていると思います。

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その証拠に人口の多い地域には同業他教室や他業教室がたくさん教室を開校しています。
お客さまが多いところのほうがいいと思っているから、それだけの数が存在するわけです。

 

そのため人口が多い、対象者が多いという地域はそれだけ競争相手も増えるということになります。

 

ですから、人口が多いところがいいとか商圏エリアが広いほうがいいとかいうのは、
競争条件が有利なスクールには良い戦略になります。

 

そのため、今から独立して始めようと考えている人や力が弱いスクールでは、
必ずしも良い戦略とはいえなくなります。

 

私は、ある大手英会話スクールの経営者の方に「人口30万人以下の町ではスクールはうまくいかない」
といわれたことがあります。

 

しかし、私がスクールを開校した場所は、ほとんどが30万人以下の町でした。

 

先ほどの経営者からすれば、人口が少なすぎるので、スクール経営には向かないと
いわれる立地です。

 

そのなかで、1教室に250名の生徒を集め、2年間で東海地区に30教室6,500名の
英会話スクールを作り上げました。

 

確かに、東海地区に比べ関東地区や関西地区のほうが圧倒的に人口は多いです。

 

立地条件で言えば、関東や関西より東海のほうが悪いと考える人もいるかもしれません。

 

同じように、市内でも立地の良し悪しはあると思います。

 

しかし人口が少ないから生徒が集まらないと考えているのであれば、
人口が多い地域でも同業他教室に競争で勝つことはできず、同じように集まることはありません。

 

「集まらないのは人口が少ないから」などと考える前に、どのように生徒を集めればいいのかを
考えたほうが得策です。

 

人口が少ない場所であれば、それだけ強力な競争相手もいないはずですから、
逆に圧倒的な知名度などブランディングも可能になるはずです。

 

やるべきことは他にたくさんあるはずです。

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